【カップの麺ぜんぶ食う】第143回 エースコック 一度は食べたい名店の味 つじ田 成都式汁なし担々麺 ★4 | 健全なホームページ

【カップの麺ぜんぶ食う】第143回 エースコック 一度は食べたい名店の味 つじ田 成都式汁なし担々麺 ★4

        【カップの麺ぜんぶ食う】第143回 エースコック 一度は食べたい名店の味 つじ田 成都式汁なし担々麺 ★4
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エースコック 一度は食べたい名店の味 つじ田 成都式汁なし担々麺
調理時間 4分
麺 120g
熱量 647kcal
炭水化物 86.6g
食塩相当量 6.3g

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つけ麺の名店「つじ田」の成都式汁なし担々麺がエースコックの一度は食べたい名店の味シリーズから登場。割とマニアックな店も商品化している同シリーズですが、つじ田はメジャーオブメジャー。名前だけで期待度が上昇する一品です。


しかしこの「成都式」というのは初めて見聞きする言葉でした。どうやら成都は担々麺発祥の地とされているそうで、本場の味をそのまま再現したのがこの成都式汁なし担々麺ということのようです。

きっとつじ田ではそれを忠実に再現しているんだろうけど、それをこの一度は食べたい名店の味シリーズが再現できているかが問題。モノマネのモノマネは全然面白くなかったりしますからなあ。

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中身の小袋は液体スープとかやくのみ。かやくはネギが中心で、この段階ではそこまで少ないようには見えません。またふりかけの類はなく、カップ汁なし担々麺が液体スープだけなのはなかなか珍しい気がします。


麺は極太とまではいきませんが食べごたえがありそうな太さ。それでいて結構な量もあります。乾燥状態で120g!


熱湯を注いで4分。湯切りをして液体スープをかき混ぜると、やはりかやくはほとんど見えなくなってしまいました。花椒だけでなく酢もがっつり効いてそうな香りが漂ってきます。


早速食べてみると思いのほか花椒のビリビリ感が強く、唐辛子系の辛さもなかなか強烈。しびれと辛さがバランスよく共存しているのが成都式らしいのですが、それは見事に再現できているように感じました。

粉末スープやふりかけを入れていないので口当たりもなめらか。生麺っぽさはありませんが、サラリサラリのツルツルツルっとした食感は心地よく、ネギ中心のかやくのなかに存在するわずかな肉もなかなかいい味を出しています。つじ田で提供している商品との比較はできませんが、純粋にカップ汁なし担々麺としては美味しいと評価できますな。


ただしマイナスポイントは麺が多いということ。麺が多いことはもちろん基本的にはプラス評価となりますが、この商品に限っては完全に仇となってますな。具が少ないことも相まって後半戦は飽きとの一騎打ち。単調な味の麺を120gも飽きずに平らげるには相当な空腹感が必要になってくるでしょう。

この状態に具がプラスされるのが一番だけど、それが難しいのならいっそ普通のカップ焼きそばくらいの麺量で商品化されてたほうが好印象だったかな。

評価:★★★★

 

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