クルーズ船の風評被害がヤバそうな今こそ「クルーズ船の旅って最高だよ」と伝えたいのです
ご存知の通り、現在世界が新型コロナウイルスで揺れています。特に日本では横浜港に停泊している「ダイヤモンド・プリンセス号」から感染者が続々と確認されているニュースが注目を集めていますね。
今回はクルーズ船側もある意味被害者。「クルーズ船=悪」だと捉えている人はさすがにほとんどいないでしょう。今回の乗船者には旅行費用が全額払い戻しになるというニュースもありました。すごい出費になるのは間違いないでしょう。大打撃になると思います。
しかし多額の払い戻し金以上に「閉鎖された空間でウイルスの感染騒ぎが起これば大変なことになってしまう」という印象が世間に浸透してしまったことのほうが痛いのかもしれません。新型コロナウイルスがいつ終息するかわかりませんが、完全に落ち着くまでアジア方面を周遊するクルーズ船は激しい風評被害を受けてしまうのではないでしょうか。
クルーズ船に2回乗ったことがあるのです
僕はこれまで2017年と2018年の計2回クルーズ船の旅を取材するプレスツアーに参加したことがあります。どちらも本当に天国にいるかのような経験ができました。このまま乗船していたら廃人になると思えるほどの天国旅行でした。
その2回のプレスツアーで印象的だったのは、クルーズ船の広報さんによる「日本ではクルーズ船=豪華客船というイメージが強く、ハードルが高くなってしまっている。もっと気軽に楽しめるものだということを広めたい」という話でした。確かにそのとおりで、プレスツアーを経験するまではクルーズ船なんて単語にすら興味もなかったし、当然縁もないものだと思ってました。
ところがいざ体験してみると本当に素晴らしい要素ばかりで、いつか絶対ご招待ではなく自分でクルーズ船に乗ろうと思ったし、家族とかを連れて行きたいし、仲のいい友達と一緒に行ったりもできたらいいなと思ったのです。プレスツアーの仕事は取材をして記事を書いたら終わりだけど、素晴らしい体験をしたことはいろいろな人に伝え続けていきたいなと。
そんな中での今回の事件。今後風評被害でクルーズ船の旅を検討する人が減ってしまうかもしれないと思うと、自分のことのようにとても心が痛みます……。プレスツアーに招待してくださった広報さんをはじめ、クルーズ船の旅の素晴らしさを広めようと身を粉にして働いていた人たちの苦労が水の泡になってしまっては悲しすぎるじゃあないですか。
僕が体験したクルーズ船の旅記事を紹介します
ネットニュースサイトに寄稿した記事はすぐに古くなって流れていってしまうものですが、内容は色褪せるものではありません。
そこで僕が過去に書いたクルーズ船の旅の記事をちょっぴり補足しながら紹介していきますね。
ちなみに僕が乗船したのは2回ともドリーム・クルーズ社の「ゲンティンドリーム号」でした。
クルーズ船の旅の素晴らしいところ箇条書き
1回目のツアーを体験したあとにフォトリップで書いたこちらの記事が最もシンプルにクルーズ船の旅の素晴らしさをまとめているかも。
もうこの7要素だけでクルーズ船に乗る価値がありますよ。リゾートホテルに泊まっている間に次の目的地に移動できる感じ。窓のない部屋なら代金もかなり安く押さえられる。
1回目 香港周遊2泊3日ツアー(2017年9月)
はじめてクルーズ船の旅を体験したのはフォトリップで取材した香港周遊ツアーでした。日本から飛行機で香港に行き、船内で2泊3日の旅程を過ごす周遊ツアー。とりあえずクルーズ船に乗ってみたい。船内を堪能してみたいという人ならこれで十分。
クルーズ船に乗る前に香港で1泊、さらに下船後も半日くらい香港で観光したんだけど、香港自体が広くないものだから香港観光もバッチリ楽しめました。
クルーズ船は確かに豪華客船であることに間違いないが、そこまでお金をかけなくてもとびっきりの贅沢ができるのである。しかも飛行機や自動車では移動時間中に何もできないが、クルーズの旅は移動時間中を最大限有効利用できるというのも大きなメリットだ。
日本ではまだまだ認知度が低く、利用者も少ないクルーズ船だが、実は横浜や神戸などから発着しているクルーズ船も多い。今後旅行の計画をたてるとき、ぜひクルーズ船の旅行という選択肢も含めてみてはいかがだろうか。
2回目 シンガポール~プーケット3泊4日ツアー(2018年3月)
2回目は飛行機でシンガポールに移動し、シンガポールから船でプーケットに移動。プーケット観光も楽しみ、再び船でシンガポールに戻るという船内で3泊4日を過ごしたツアーでした。ガジェット通信に3本立てで掲載。
1本目は早朝にシンガポールに到着してから船内での1日目が終わるまで。船内の豪華さももちろんですが、シンガポール滞在半日でガッツリ観光できているというのがポイントですな。
2本目では船内アクティビティの紹介や船内に用意されているさまざまな部屋の紹介、プーケットに寄港してプーケットの夜を満喫している様子をお届け。
3本目では船での最終日の様子と、帰りの飛行機に乗るまで再びシンガポール観光を満喫しているところをまとめています。シンガポールの旅は3本に分けても全然書き切れないくらい楽しかった……。
とにもかくにも。クルーズ船のたびに1ミリでも興味がある人はぜひ読んで! そして1ミリでも興味を持ってもらえたらうれしいのです。隙あらばクルーズ船の旅に出られるタイミングをうかがってくださいね。「風評被害の影響で格安セールが開催されたら行こう!」ってノリでも全然構わないと思う。多くの人がクルーズ船の旅を体験して、幸せを共有できたらいいなと思っております。
-
前の記事
【カップの麺ぜんぶ食う】第159回 マルちゃん 1食分の野菜 豚しょうゆ味ラーメン ★3 2020.02.09
-
次の記事
【カップの麺ぜんぶ食う】第160回 マルちゃん 汁なしラー油肉そば ★2 2020.02.18