【カップの麺ぜんぶ食う】第269回 日清食品 雲呑麺 ★5 | 健全なホームページ

【カップの麺ぜんぶ食う】第269回 日清食品 雲呑麺 ★5

        【カップの麺ぜんぶ食う】第269回 日清食品 雲呑麺 ★5
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日清食品 雲呑麺
調理時間 3分
麺 60g
熱量 313kcal
炭水化物 46.2g
食塩相当量 4.3g

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今回は日清食品の雲呑麺(わんたんめん)をいただきます。「こんなの売ってたんだ!」っていう方も多いんじゃないかしら。

実はこちらはずっと前から販売されているのですが、きっと近年は日清の主力三本柱であるどん兵衛、カップヌードル、U.F.O.が立て続けに新商品を出している影響を受けているのでしょう。限られた売り場スペースで日清の商品を取り扱うなら、人気商品を置くほうが手堅いもんなあ。


しかし雲呑麺ってあまりいいイメージがないというか。やっぱり生のワンタンとの差が大きく、あまり美味しいと思える商品がないんですよね。今回は本当に久々に買ってみましたよ。

ちなみに今回はベイシアというスーパーで、だいたい120円くらいで購入しました。

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今作はフタを開けてお湯を注ぐだけで食べられるスタイル。ワンタンは5個ほど麺の上にのっていました。ほかにもサイズは細かいですが、タマゴやにんじんなど色とりどりのかやくも入っていて華やかです。


熱湯を注いで3分で麺もワンタンもいい感じにもどりました。


まずはスープと麺からズルズルっといただいてみましたが、これがかなりいい感じ! 細麺ながら芯がある麺と、野菜とオイスターの旨味が凝縮された醤油ベースのスープがメチャクチャ合うじゃない!


麺はフライ麺で油揚げした風味が出ているんだけど、それもまたプラスに作用してる。昔からよくありそうな、いかにもカップ麺らしい味付けなんだけど、“昔ながら”と甘えることなく令和時代に合わせてブラッシュアップして研ぎ澄まされた味にしている印象。


そして問題のワンタンですが、さすがにインスタントらしさを払拭できるほどじゃないけど、生地は驚くほどフワフワ。中身の具は弾力があって、食べると味がジュッと広がってくる。今まで食べてきたインスタントのワンタンのなかで一番完成度が高いかもしれない……!

日清ラ王とかマルちゃん正麺のように生麺に寄せたカップラーメンとはまた違うし、カップヌードルともまた違う。でもこれもまたカップラーメンのひとつの答えなんだろうな。いわゆる“カップラーメンらしいカップラーメン”を食べたいときにこれを食べれば、その欲求を見事に満たすことができるはず。

これを知っているとカップ麺を選ぶときの選択肢がひとつ増える。人生に深みをもたらす。そんな素敵な一杯だと感じました。こりゃあうまいわ! これを120円で買える日本って本当に素敵な国だと思う。ごちそうさまでした!

評価:★★★★★

 

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