【カップの麺ぜんぶ食う】第41回 マルちゃん 激めん ワンタンメン ★4
マルちゃん 激めん ワンタンメン
調理時間 3分
麺 60g
熱量 372kcal
炭水化物 47.0g
食塩相当量 5.3g
「うわっ、まだ売ってたんだ!」ってのが正直な感想。どうやら発売40周年だそうで。僕よりも先輩です。おめでとうございます。
チキンラーメンやカップヌードルがカップ麺界の昭和レトロなら、この激めんは平成レトロといったところでしょう。パッケージの感じも懐かしみがある。平成初期ってカップ麺といえばこんなデザイン、みたいなイメージがあるな。
フタの中には粉末スープとパウチされたメンマ。近年はフリーズドライの技術が進化したからか、もうすっかり見かけなくなったけど、昔はこんな感じで生野菜が入ってるやつも結構あったよなあ。でかまるの味噌味とか。
まずは粉末スープを開けてから熱湯を注ぐわけですが、開封した瞬間の匂いも懐かしい。最近ではあまりない、いかにも粉末スープといった感じの匂い。鼻の奥をダイレクトで刺激してくる。たまらん。
熱湯を注いで3分で完成。麺は結構細めですね。ワンタンが結構たくさん入っているのが嬉しい。
ワンタンメンに限っては麺よりもワンタンが主役。まずはこいつからいただきます。インスタントっぽさはあるけど、中身がしっかり入っていてジューシーでウマい。この手のワンタンはほぼ皮だけっていう残念なやつが多いだけに、素晴らしさが際立ちます。
パウチして封入されていた生のメンマはもうスーパーで売ってる瓶のやつとか、安いラーメン屋でとりあえずのってるレベルと遜色なし。乾燥かやくにしないで生のまま入れたのは非常にいい判断です。
麺は昔ながらのカップ麺という感じで、最近の生麺に寄せているカップ麺とは完全に別物。だけど細麺だから一度にたくさんつまめるのもあって、食感が一層フワフワに。これがとてもいい。
スープもやっぱりチープさがあるけど、食べた瞬間に昭和後期や平成初期の懐かしさを感じられるような味にまとまっているのが素敵。タイムスリップしたような感覚になれます。
たぶんこの良さは若い人たちにはわからないんじゃないかな。ただのショボいカップ麺だと思われてしまいそう。他のカップ麺と同じ物差しで評価すると星3つ程度が妥当なのかなと思うけど、個人的には高く高く評価したいので星4つにします。この先も50周年、60週年と末永く販売を続けてほしい一品。これはカップ麺の形をしたタイムカプセルなのですよ。
評価:★★★★
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