【カップの麺ぜんぶ食う】第87回 明星 中華三昧 赤坂榮林 酸辣湯麺 ★4
明星 中華三昧 赤坂榮林 酸辣湯麺
調理時間 4分
麺 47g
熱量 248kcal
炭水化物 45.4g
食塩相当量 5.5g
昭和時代からワンランク上のインスタント麺として根強い人気がある中華三昧シリーズのカップ麺。選んだ時点でまず大ハズレしないだろうという絶対的な安心感。中日の岩瀬みたいなもんじゃないでしょうか。
でも酸味と辛味と旨味のバランスが少しでも狂うと途端に美味しくなくなる酸辣湯麺(スーラータンメン)ってカップ麺で再現するのは至難の業。美味しいと思えるカップ麺の酸辣湯麺には出会えたことがないかもしれない。
そんななか今回チョイスしてみた中華三昧の酸辣湯麺はかやくと粉末スープは開封済で、液体スープがフタの上にくっついているというシンプルな構成。液体スープはほぼ調味オイルのようなものなので、実質粉末スープのみで酸辣湯麺の味を作っているようなものです。
熱湯を注いで4分。フタの上で温めていた液体スープを投入して完成です。かき混ぜた瞬間に酢の香りがフワッと漂ってきました。ここまでの雰囲気は文句なしです。
ノンフライ麺のクオリティは言わずもがな。今でこそ日清ラ王、マルちゃん正麺など、ノンフライ麺で本当に生麺のようなカップ麺が続々と登場してきていますが、それらと比べてもまったく遜色ありません。ツルツルで美味しい。スープもいい感じで絡んできます。
しかし唯一の懸念だったスープのクオリティですが、美味しいけど完璧とまでは言えないかなあ。かき混ぜたときの香りのとおり酸味がやや尖っている感じで、辛味と旨味がちょっと弱い気がする。酸辣湯麺に黒酢をドバドバ入れて食べてる人には申し分ないんだろうけど、もうちょいバランスがいいほうが万人受けしそう。
具もちょっぴり少なめで、それもまた味の物足りなさを感じさせる要因になってるかも。溶き卵とか入れれば味に深みも出るんじゃないかな。
まあそれでも「さすが中華三昧」という評価は揺らぎません。麺の量が47gと少ないからこれで一食を済ませようと思うと余計に物足りなく感じちゃうかもだけど、ノンフライ麺で麺が少ないからカロリーも248kcalと少なめ。小腹がすいたときに食べるおやつとしては最適かもですな。
評価:★★★★
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