【カップの麺ぜんぶ食う】第91回 マルちゃん 正麺 汁なし担々麺 ~濃厚コク痺 担々味 “花椒仕立て”~ ★5
マルちゃん 正麺 汁なし担々麺
~濃厚コク痺 担々味 “花椒仕立て”~
調理時間 5分
麺 90g
熱量 522kcal
炭水化物 75.7g
食塩相当量 4.3g
以前に食べたマルちゃん正麺の焼きそばと同時期に発売された正麺汁なし担々麺。焼きそばは絶対満点の評価になるだろうと思って食べたら意外と「違う違う、そうじゃない」って感じだったんだけど、同時に「これは汁なし担々麺なら絶対うまいわ」と確信。
そして今回満を持して正麺汁なし担々麺を食す運びとなったわけです。先日食べたラ王の汁なし担々麺も最強のうまさだったので、なおさら期待しかありません。
フタの中は粉末スープ、液体スープ、かやくの3点構成。かやくには大粒の肉がゴロゴロと。
熱湯を注いで5分後に湯切り。なぜか一部にムラができてしまいましたが、それでもツヤツヤとしている部分は美しささえ感じます。
粉末スープと液体スープをかき混ぜて完成。粉末スープの方にかなり花椒が含まれていたようで、麺の上にあけた瞬間になんとも辛そうな刺激臭が漂ってきました。ラ王の汁なし担々麺もそうだったけど、辛さなんか調節させないという強い意志を感じます。頑固親父のラーメン屋的な。
味の完成度はやはり非常に高く、具さえしっかりしていたら店で出してもいけるんじゃないかというレベル。ラ王の汁なし担々麺と比較すると胡麻っぽさが薄めな分、痺れる感覚と塩分が強めな印象ですね。辛さは互角か、正麺が若干上か。
味のバランスはラ王の汁なし担々麺のほうがいい気はするけど、これに関しては完全に好み。辛いのが好きだったら正麺のほうが合うかも。とはいえ、蒙古タンメン中本や辛辛魚のように激辛というわけでもないですな。その辺を基準にすると優しい辛さ。
そしてやっぱりラ王もそうだけど、正麺のもっちりした生麺っぽい麺は汁なし坦々麺に最高にマッチしてる。とにかくレベルが高い。ほんと、20~30年前の人たちにこのカップ麺を食べさせたら腰を抜かすんじゃないかしら。ここまで生麺っぽくなっているのが当然になっているのって改めてすっごい。
ラ王と正麺、どっちがすごいかなんて思考は本当に野暮でしかない。どっちもすごいよ。全盛期のダルビッシュとマー君を比較しているようなものですわ。
評価:★★★★★
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