【カップの麺ぜんぶ食う】第124回 日清食品 どん兵衛 汁なし黒カレーうどん ★3

日清食品 どん兵衛 汁なし黒カレーうどん
調理時間　5分
麺　74g
熱量　423kcal
炭水化物　59.2g
食塩相当量　2.8g

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最近ちょくちょく出るどん兵衛の汁なしシリーズ。今回は黒カレーうどんだそうで。

「そもそも黒カレーってどんなカレーなんだ？」と思って調べてみたら、タマネギとかの食材をじっくり炒めて黒くなったカレーという定義なんだとか（たぶん）。全然知らなかった。パッケージには一切「黒カレーとは」みたいな説明がない。

熱湯を注いで5分後に湯切りして、液体スープをかけると想像以上に黒くてびっくり。かなり濃厚。でも意外とカレーの匂いは強くない。

全体をかき混ぜて完成。タレがしっかり麺に絡んでるのがよくわかる。

実際食べてみたら確かにねっとり濃厚でウマい。しかしなんだろうなこの味は。とりあえず辛そうな見た目とは裏腹にめちゃくちゃ優しい味。辛いのが苦手な人でも問題なく食べられそう。マイルドでウマい。

しかし、それは裏を返せば「辛くない」「パンチがない」「個性がない」などとネガティブな言葉にも置き換えられちゃう。

さらに追い打ちをかけるように、使われている肉は以前食べた牛カルビ風どん兵衛で使われている牛肉もどき。大豆を使って作られた謎牛肉なのです。これがやっぱりイマイチ。

通常のどん兵衛カレーうどんは本物の豚肉が使われてるんですよね。それだったらこの黒カレーうどんも豚肉がよかった。やっぱり本物の旨味にはかなわない。それかいっそジャンクの方にステータスを振って、カレーヌードルみたいに謎肉みたいなやつをゴロゴロ入れたらよかったんだ。

味がマイルドで変にお行儀がいい分、良さも目立たなくなってしまっている。結局「どんなカレー？」って聞かれても返答に困っちゃうような味なんですよな。非常に中途半端。

そう考えるとやっぱりパッケージに「たまねぎのマイルドな旨味を凝縮!!」とか、黒カレーがどんなものなのかをわかりやすくして洗脳しておくべきだよなあ。「黒カレーだって！ 辛くてウマそう！」なんて思って手に取った人は余計にがっかりしちゃいそう。

もちろん言うまでもなくどん兵衛の麺は最高なだけに惜しい一品でした。

評価：★★★