【カップの麺ぜんぶ食う】第117回 日清食品 どん兵衛 黒酢酸辣湯うどん ★3
日清食品 どん兵衛 黒酢酸辣湯うどん
調理時間 5分
麺 66g
熱量 376kcal
炭水化物 48.6g
食塩相当量 5.6g
どん兵衛の期間限定メニュー「黒酢酸辣湯うどん」に挑戦。辛さレベルは2とのこと。
これまでにいくつか酸辣湯麺系のカップ麺を食べてきたけど、どうも大当たりにはヒットしていない。液体スープだけで酸味と辛味が絶妙なバランスで成り立つ酸辣湯系の味を表現するのは相当難易度が高いんだろうなあ。
安心安定のどん兵衛ブランドとはいえ、これまでの経験上「これはいけるだろ!」とは到底思えない。
期待レベルが低いところからスタートしましたが、フタを開けたところで期待はさらに下がってしまいました。もちろんどん兵衛の麺は最高にウマいだろうし、絶大な信頼を寄せているけど、がっかりしたのはかやくの中身。
玉子焼きを焼いたあとにフライパンにこびりついたカスみたいな玉子しか入ってない。これはアカン。
どん兵衛の期間限定メニューを食べるたびに感じるのは、きつねうどんの油揚げ、天ぷらそばのかき揚げ天、肉うどんの肉の秀逸さ。メインの具の存在感がしっかりしてるからこそ美味しいのであって、具がしょぼいとどんなにスープの味が良くても寂しさを感じてしまうのです。
今回のやつなんか絶対食べてて物足りなくなっちゃうじゃん。惜しいなあ。
そんなこんなで熱湯を注いで5分。液体スープを注ぐと黒酢の強烈な香りが漂い、表面にはラー油がプカプカと浮かび、ちゃんとすっぱ辛い味にはなってそうな雰囲気です。このへんの安定感はさすがどん兵衛ブランド。
で、もちろん麺は文句なしでウマい。だがどうだろう。スープも結構辛味が強くてウマいんだけど、麺との相性を考えるとイマイチか……。
うどんはもともと塩味が強い麺だけど、そこと若干ぶつかっているような感じがある。具がたくさん入っていれば具とスープの相性がいいという可能性が生まれたけど、見ての通り具なんてあってないようなもの。真っ向から麺とスープの相性を受け止めなければならないだけに、完璧に相性がマッチしないとどうも気になってしまう。
ただスープの完成度はかなり高めだった。麺を食べ終わった後に延々と飲んでいられる感じ。今回はYouTube【のじまちゃんねる】で生配信しながら食べたんだけど、しばらくこのスープを飲みながら話してたもんなあ。
最初から豆腐とか具をプラスして食べるのが正解かもしれないし、そもそもうどんじゃなくてノンフライ麺とかの方が合ったような気もする。
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動画「どん兵衛 黒酢酸辣湯うどん」を作るところから。
評価:★★★
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