【カップの麺ぜんぶ食う】第180回 エースコック 勝浦タンタンメン ★5 | 健全なホームページ

【カップの麺ぜんぶ食う】第180回 エースコック 勝浦タンタンメン ★5

        【カップの麺ぜんぶ食う】第180回 エースコック 勝浦タンタンメン ★5
0

エースコック 勝浦タンタンメン
調理時間 4分
麺 60g
熱量 356kcal
炭水化物 54.1g
食塩相当量 6.7g

カップ麺オブ・ザ・イヤー2018はこちら
カップ麺オブ・ザ・イヤー2019はこちら

賞味期限切れしてしまっていたエースコックの勝浦タンタンメンをいただいてみました。結論から言うとものすごく後悔。賞味期限内に食べなかったことを後悔ですよ。こいつはメチャクチャウマかった!


勝浦タンタンメンは千葉県勝浦市のご当地グルメで、B-1グランプリでも優勝したことがあるだけに名前は聞いたことがありましたが、実際に食べたことはありません。だって勝浦市って遠いもんなあ……。

なので勝浦タンタンメンの定義もイマイチわからないし、このカップ麺がどのくらい忠実に再現できているのかもわからない。

とりあえずWilipediaによるとこんな感じ。

勝浦のタンタンメンは、当地の海女・漁師が寒い海仕事の後に、冷えた体を温めるメニューとして定着していた。

基本スタイルは醤油をベースにしたスープに中華麺が入り、具材としてラー油や唐辛子で炒めた玉ねぎと豚挽き肉が載っている。一般的な担担麺に使われるゴマや芝麻醤は使用しない。

メニューの特徴は、通常のゴマ系と違い、醤油ベースのラー油が多く使われたラー油系、タマネギとひき肉、にんにくをしっかり炒めた具が特徴のタンタンメン。

https://ja.wikipedia.org/wiki/勝浦タンタンメン

ざっくりいうと、タンタンメンの名称は使っているけどいわゆる担々麺とは全然違い、ラー油をたっぷり使った辛口ラーメンってことみたい。ほかの地域でもこんな感じでタンタンメンって名前だけど担々麺とは全然違うってパターンがあった気がするな。

Advertisement


というわけで食べ始めます。賞味期限を軽くオーバーしたことにより、かやくのネギの色が少し悪くなっているような気がしました。申し訳ない……。

かやくは大切りのタマネギがたっぷり。スープは液体と後入れ粉末の2種類で、麺はやや平打で細めのノンフライ麺です。


熱湯を入れて4分後に粉末スープと液体スープを入れて混ぜたら完成なのですが、表面にプカプカと浮かぶは大量のラー油! 辛い食べ物が苦手な人は口をつける前にドロップアプトしそうなレベルのラー油量。辛そう~!!


ところが実際に食べてみると、もちろん辛さは強いんですがそれ以上に醤油スープの存在感が強く、実にパンチの効いたいい味をしているじゃないですか!

醤油とラー油というと餃子のつけダレっぽい味を想像するかもだけど、このスープは旨味も凝縮されていて不思議とまろやかにも感じる味。激辛にするためじゃなく醤油スープの味を引き立てるため結果的にラー油をたっぷり使ったという感じですな。

担々麺のゴマっぽさがないかわりに、ゴマ油がベースになっているラー油を使うことで担々麺に寄せようとしたのかしら。


麺はそんなスープをたっぷり絡みつけながら口まで運んできてくれるし、相性もいい感じ。かやくもタマネギの食感と味がすごくいいアクセントになってるし、食べてて全然飽きない。ゆえに60gの麺など一瞬にして食べ終えてしまう……! おかわり食いてえ~!! 2杯3杯と食いたくなっちゃう!!

余ったスープは味も濃いし、ラー油は浮いてるし、飲んだら体に悪いことがわかってても飲むのをやめられない。なんならごはんとか豆腐もぶち込みたくなっちゃう。

蒙古タンメン中本が味噌ベースの辛うまラーメンなら、勝浦タンタンメンは醤油ベースの辛うまラーメンってところかしら。これはいつか本場勝浦市まで食べに行かないとな~。

エースコックには苦言を呈することが多いですし、今回もナメてた。松坂がプロ初登板前の杉内に「ロッテだろ? 普通に投げれば大丈夫」ってアドバイスしたレベルでナメてた。その無礼を謝りつつ全力でスタンディングオベーションを送りたい。ごちそうさまでした!!

評価:★★★★★

 

0