【カップの麺ぜんぶ食う】第201回 日清食品 AFURI kara kurenai 覚醒 激辛柚子塩らーめん ★3
- 2020.07.14
- フードレビュー
- カップ麺, カップの麺ぜんぶ食う, 日清食品, 激辛, ★3, AFURI, kara kurenai
日清食品 AFURI kara kurenai 覚醒 激辛柚子塩らーめん
調理時間 4分
麺 80g
熱量 423kcal
炭水化物 56.9g
食塩相当量 5.6g
人気ラーメン店「AFURI」のカップラーメンはすごく人気がありますが、その「AFURI」の激辛コンセプト店「kara kurenai」のカップラーメンも出てたぞ!
「kara kurenai」は池袋に1号店がオープンした直後に某媒体の取材で行ったことがあるんだけど、「確かにこれはAFURIの辛いラーメンだ!」って感じの、繊細だけどしっかり辛い味にまとまってたのをよく覚えてるなあ。
フタを開けて熱湯を注ぐとこの時点でゆずのいい香りがフワッと漂ってきました。ほっこり癒やされますね、ゆずの香りって。この時点ではもう期待がガンガンズンズングイグイ上昇していく一方ですよ。夢に向かってフルパワー!
ところが食べてみるとゆずよりも唐辛子の辛味がビシビシ襲いかかってくる感じ。こりゃあ辛い! ずいぶんとエッジの効いた辛さだな、オイ!
もちろんこちらのコンセプトは激辛ラーメンなんでしょうし、“覚醒”なんて恐ろしいフレーズもタイトルに入っているくらいなんだから味が辛いのは当たり前。激辛なものを食べて「辛い!!!!」って怒っていいのはYOSHIKIくらいだろうよ。
でもなんか違うな〜と感じたのは、この辛さが暴力的すぎて、繊細なゆずの存在までぶっ殺してしまってる気がするからなんですよな。凶悪な辛さでゆずが死んでしまい、辛いゆず塩スープっていうか“ただの辛いお湯”の方が近くなっているんじゃないかしら。
全粒粉入りのノンフライ細麺はさすがの日清クオリティだし、ササミっぽい鶏肉も食感がいいし、噛むとちゃんと鶏肉の旨味が広がって美味しいし、基本的にはやっぱりすごく完成度が高いとは思いますよ。
でも「結局これって辛くないほうがウマいんじゃね?」って思ってしまうのです。普通の辛くないAFURIカップ麺が完璧だからこそそう思っちゃうんだろうなあ。
もちろん辛い食べ物が嫌いだから言ってるとかではないですよ。蒙古タンメン中本のカップ麺なんかは最高だと思いますし。あれはただ辛いだけじゃなくてちゃんと辛味と旨味のバランスが整ってると思うんですよね。AFURIカップ麺を激辛にするにはベースのスープが繊細すぎるのかしら……。
とりあえず付属の「覚醒香油」は入れずに一口食べ、少しずつ足しながら食べ進めるのがこのラーメンの正しい食べ方じゃあないでしょうか。
評価:★★★
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