【清瀬グルメ】バッティングセンターに併設されたうどん屋『桂』で昔ながらの武蔵野うどんを食べる
清瀬市中清戸にあるバッティングセンターアスカに併設されている武蔵野うどん専門店『桂』で昼メシを食べてきましたよ。ようやく食べられた!
なんせ『桂』は午前11時から午後2時半までしか営業していないうえに、土日祝日は定休日! そんなのなかなか行くタイミングも作れないし、そもそも一片のやる気も感じられないので「完全に趣味でやってる店だろ!」と踏んでいました。
僕はずっと草野球をやっていたのでバッティングセンターアスカには長いことお世話になっていたのですが、何か副業的なことを始めては撤退するのをずっと繰り返しているんですよね。
2階をゲームコーナーにしたかと思えばいきなり漫画喫茶になってたり、気がつけばカラオケスペースになってたりと軸がブレブレにも程がある。
そんなバッティングセンターが始めたうどん屋なんてどうせ大したことないだろと考えるのが当然でしょうよ。
ところが近年は野球人口が減っているのか平日昼間のバッティングセンターは閑散としていて、うどん屋の方が混雑しているという逆転現象が起きていました。
しかも最近では新型コロナ対策の一環なのか、混雑時にはバッティングセンターのロビーでうどんをすする人もいるほど。これはいよいよ一度味を確かめておかなきゃならなくなったぞ……!
武蔵野うどん『桂』の肉汁うどん(大盛り・850円)
というわけで平日の昼間に初訪問してみましたが、この日も8割方の席が埋まるほどの大盛況。駐車場が広くて停めやすいからか、トラックなどに乗ってやって来た工事現場で働いている風の人が多いように感じました。
メニューはベーシックな武蔵野うどんの店といったラインナップ。最安のもりうどんは550円。肉汁うどんは700円で大盛り(1.5玉)だと850円。温かいうどんはカレーうどん(800円)を推しているようでした。
この日は肉汁うどんを大盛りでオーダーしてみましたよ。
麺は薄茶色っぽい色をしていて「これぞ武蔵野うどん」といった見た目の中太麺。大盛りの上に特盛もあったのでそこまで量は多くないのではと予想しましたが、結構な量が盛られていますね。
つゆは残念ながら肉が少なめだったのがガッカリポイント。そこまで厚くない豚バラ肉が数枚入っていただけでした……。つい最近楽天で埼玉の名店「藤店うどん」を取り寄せて食べちゃったりなんかしたものだから、少し基準が上がってしまっていたのかもしれないな。
なのでつゆは豚の甘味が薄く、醤油とかつおだしがわかりやすく主張してくるしょっぱめの味。最近はメジャーになりつつある肉汁うどんと比べると物足りなさを感じてしまうのですが、小さな頃によく食べた地元のうどんってこんな感じだったよなあと思い出せる味でもあったり……。
単純に味を比べたら“ザ・肉汁うどん”という感じのつゆの方が圧倒的にウマいんだけど、懐かしさ補正でこれも全然アリだなと思えてくるから不思議。
そして麺はしっかりとコシがあって小麦の風味も口の中でフワーッと広がってくる。食べごたえもあるし、麺はなかなかレベルが高いぞ……!
今回は肉汁うどんのつゆに物足りなさを感じてしまいましたが、麺そのものがウマいということはカレーうどんあたりが大ホームランを放つ可能性を秘めているかもしれませんね。寒い季節になってきたらまた食べに来てみようっと。
食後はもちろんバッティングセンターで運動を。この流れは最高だから『桂』の利用者はもっとバッティングをしてほしいよ。打球がホームランの的に当てれば1.5リットルのペットボトルを3本もらえますぞ(記憶が確かなら)。
それにしても最近は周辺のバッティングセンターがどんどん潰れてしまっていて寂しい。まさか店内に長嶋茂雄のサインのコピー(普通のコピー紙にコピーしたもの)を貼ったりしていた怪しげなバッティングセンターがほかのバッティングセンターよりも長生きするとは思わなんだ。
そして競合店が潰れまくっている状況なのにアスカに人が集まってこないのはもっと寂しい。みんなもっと野球やろうぜ!
きっと経営状況もよくはないんだろうけど、なんとか末永くこの地で営業を続けてほしいものですなあ。
清瀬の武蔵野うどんならこちらもオススメ
近場にはレトロなカフェ『るぽ』も
東京・清瀬の老舗カフェ「珈琲ハウスるぽ」でモーニング / 独自の道を歩んできたフレンチトーストを食べる(他のメニューも追加)
店舗情報
武蔵野うどん 桂
住所: 東京都清瀬市中清戸5-186-1
営業時間: 11時〜14時半
定休日: 土日祝日
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