【カップの麺ぜんぶ食う】第232回 明星 マタドール×闘牛脂W監修 富山ブラック風 牛まぜそば ★2
明星 マタドール×闘牛脂W監修 富山ブラック風 牛まぜそば
調理時間 5分
麺 130g
熱量 683kcal
炭水化物 95.6g
食塩相当量 7.5g
最近はカップ麺の新作のサイクルが早くて、場合によっては1ヶ月くらいで売り場からなくなっちゃったりするんですよ。なので「ぜんぶ食う」とは謳いながらもとても全商品は食べ切れない。なのである程度はパッケージを見て食べてみる食べてみないの取捨選択をするわけですな。どうせ食べるならウマいやつを食べたいし。
そんななかでこの「マタドール×闘牛脂W監修 富山ブラック風 牛まぜそば」はあまりアンテナが反応しなかったというか、「また富山ブラックかよ」とか「おじさんには脂が重そうだな」とか考えてスルーしていたわけです。マタドールも闘牛脂も知らなかったし……。
ところが売り場からすぐなくなるのかと思いきや、だいぶ長いこと販売され続けているんですな。というわけで発売から少し時間が経ちましたが、それなら食べてみるかって感じで手にとってみたわけです。
というわけで食いますよ。ソースとあとのせかやくの2袋が入っていて、キャベツなどのかやくは開封済み。
しかしかやくはどう見ても少なさそう。多少は麺の底に隠れているのかもだけど、まあ麺をガッツリ食えればいいって人に向けたワイルドなやつなんだろうな。
仕上げてみると案の定そんな感じだったんだけど、液体ソースがオイリーなのか麺を混ぜてて重さを感じる……。
そしてやはりキャベツや肉は申し訳程度しかなく、あとのせかやくは乾燥ネギとブラックペッパーがガッツリ。食べる前から胃もたれしてしまいそうだぜ。
いざ食べてみるとフワッといい感じで牛脂の香りが広がってくるんだけど、それ以上に辛くてしょっぱい……!! 特にブラックペッパーはめちゃくちゃ粗挽きで存在感がすごい。ネットリとした麺にガッツリと絡みつき、ガリッとした食感とともに刺激が広がります。おー、辛い辛い!!
なんか最近は富山ブラック風のカップ麺がたくさん出てるんだけど、激辛ブームの流れに乗せて流行らせようとしてるんだろうなと思うんですよ。唐辛子の辛さにマンネリしてきたから胡椒の辛さに流れているのかなと。なもんで富山ブラック風といいながら胡椒の辛さを強調したものが多いなと感じるんだけど、これなんかまさにそれ!
もちろん胡椒を強調すること=悪ではないんだけど、そのせいで味のバランスが崩壊してしまってはいけない。これはせっかく牛脂っていう要素もあるのに、結局醤油のしょっぱさとブラックペッパーの辛さが全部持っていっちゃってるんだよなあ。牛脂のよさを塩コショウでぶっ殺しちゃってる感じ。
麺はもっちりしててすごくうまかったんだけど、具も少なくて単調になるし、しょっぱくて辛い麺ばかりを130gも食べるのはなかなかしんどい。牛脂の存在感が薄いのに脂質を30g近く摂取してしまうし、なんだか脂質の摂取し損だな!
とりあえず富山ブラックのまぜそばなら寿がきやのそれが最高だと思う。ブラックペッパーの量はこれよりも圧倒的に多かったのに味のバランスはちゃんと整ってたからなあ。
あとは牛脂のウマさを堪能したいならやっぱりカップ焼きそばに牛脂を入れてブラックペッパーを振るのが大正義よ。ぜひお試しを。
▲こちらは著書『世界一美味しい「どん二郎」の作り方』のなかでも紹介しているので、ぜひ手にとって読んでみてください〜!!
評価:★★
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