【カップの麺ぜんぶ食う】第264回 マルちゃん やきそば弁当 小樽あんかけ風 ★5
- 2020.12.28
- フードレビュー
- カップの麺ぜんぶ食う, カップ焼きそば, ご当地グルメ, やきそば弁当, ★5, 小樽あんかけ焼きそば
マルちゃん やきそば弁当 小樽あんかけ風
調理時間 3分
麺 90g
熱量 527kcal
炭水化物 74.0g
食塩相当量 4.5g
先日1泊2日の弾丸スケジュールで札幌まで行ってきまして。法事だったんですけどね。特に寒い日だったみたいで、日中でも気温は氷点下8℃とか。冬の北海道ははじめてでしたが、いい経験になりましたなあ。
白くて綺麗だけど歩くだけでHPを削られるから毒の沼地みたいなもんだ。 pic.twitter.com/ZwdFpkeNj4
— 野島慎一郎|B級フード研究家・ライター・漫画家 (@aochins8) December 20, 2020
滞在時間24時間ちょっとで、なおかつほとんどの時間が拘束されるようなスケジュールだったので、残念ながら北海道の激ウマグルメはほとんど堪能できませんでした。かろうじて帰りの新千歳空港でジンギスカンを食べられたくらい。
そしてかろうじて、北海道限定のカップ焼きそば「やきそば弁当」の食べたことない種類を2種類ゲットすることができました。
その名も「小樽あんかけ風」。小樽市のB級グルメですね。これを北海道のカップ麺ブランド「やきそば弁当」がカップ焼きそばにするっていうのがもう最高じゃないですか。
あんかけ風の焼きそばは日清U.F.O.なんかが湯切りをしないスタイルで出したりしているんですが、やきそば弁当ではお湯を2回入れるというスタイルを採用。ちゃんと作り方を読まないと失敗しちゃいそうだし、すでにたくさんの人が残念なあんかけ焼きそばを食べることになってそう。
あと「やきそば弁当」最大の個性であるスープも付いてないですな。
容器の中にはかやくとあんかけの素の2袋が入っていました。あんかけの素はフタの上で温めてはいけないというのもひっかけポイント。あんかけはデリケートですからねえ。
かやくはきくらげ、キャベツ、ミンチ肉、にんじんなど。量が多いわけではないけど種類は多いですな。
熱湯を注いで3分後、一旦湯切りをしたら今度は熱湯を下の線まで入れてからあんかけの素を入れて30秒ほどしっかりかき混ぜたら出来上がりでござーます。この時点でごま油の香りがブワーッと立ち上ってきてウマそうだな〜!
というわけでこちらが完成形。いい感じにとろみがつきました!
最近食べたU.F.O.のあんかけ焼きそばと比べるととろみが強い気がするし、湯切りするべきお湯を使いまわしていないのでちょっぴりヘルシーな気もする。
そして食べてみるともう大感動ですよ。ウマい、ウマい……!! オイスターやら魚介、ポーク、チキンの旨味がギュギュギュッと凝縮された濃厚なあんかけダレがどっぷりどっぷりと麺に絡み、その旨味が口の中でブワァァァーーーーッと炸裂!!!!
麺とあんかけのコンビネーションはまるでキャプテン翼の翼くんと岬くん。この二本柱の強さだけで高校サッカー選手権を制覇できちゃいそうな感じだけど、そんななかでも大きめのきくらげはコリコリ食感で存在感を発揮し、普段は脇役にさえなれないことが多いキャベツでさえもあんかけによってウマさが引き出されてる。こいつはすっげえカップ焼きそばだぞ……!!!!
北海道限定でしか販売されていないのが惜しすぎる。是非全国に進出してほしいカップ焼きそばですね。スープがないというハンデキャップもものとしない、完璧な横綱相撲でした。素晴らしきカップ麺の誕生を心から祝福します。おめでとう!!!!
評価:★★★★★
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