【カップの麺ぜんぶ食う】第284回 マルちゃん 天ぷら讃岐風うどん ★2
マルちゃん 天ぷら讃岐風うどん
調理時間 5分
麺 66g
熱量 434kcal
炭水化物 49.0g
食塩相当量 4.3gカップ麺オブ・ザ・イヤー2018はこちら
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マルちゃんの赤いきつね・緑のたぬきシリーズには実は仲間がたくさんいるのですが、こんなものも見つけましたよ。「天ぷら風讃岐うどん」です。
パッケージデザインが白いのに“白い”と冠されていないのは、白は「力もちうどん」が使っちゃってるからでしょう。どうやら色かぶりはさせない姿勢らしい。
それにしても讃岐うどんを出してくるとは思わなんだ。讃岐うどんといったらなんといってもコシの強い麺がウリじゃない。今やうどんといえば讃岐うどんってくらい広まっているけど、カップ麺で讃岐うどんの麺を再現するのはさすがに大変よ!?
その辺をごまかすために“讃岐風”ってしてるのかなと思いきや、しっかりコシのあるうどんとか書いちゃってるからなあ。ハードルを自らガッツリ上げていくスタイルです。まあ、高ければ高い壁のほうがのぼったとき気持ちいいもんな!
開封すると天ぷらのほかに肉も入っていました。大豆ミートではなくちゃんとした豚肉。天ぷら+肉うどんだなんて贅沢だなあ、おい!
個人的にはどん兵衛のように天ぷらはあとのせサクサクスタイルが好きだけど、郷に入れば郷に従えといいますし、天ぷらの上から熱湯をジャジャジャーッと注いでやりました。5分待ちで完成。つゆは透明度が高くて確かに讃岐うどんっぽさがあるな。
しかしまあわかっていたけど、食べてみると結局いつもの赤いきつねのうどんであって、それ以上でもそれ以下でもない。なんで「コシのあるうどん」とか書いてハードルを上げちゃったんだろう。さすがにガクッときてしまったぜ……。
つゆは魚介系のダシが利いていて、これは確かに讃岐うどんっぽいんだけど、赤いきつねと同じ麺を赤いきつねとは違うベクトルのつゆで食べる違和感がすごい。
たぶんつゆを単体で飲めばおいしく感じるんだろうけど、カップうどんの麺との相性はイマイチ。そして赤いきつねや緑のたぬきが絶妙なバランスで成り立っているんだなあと再確認させられましたよ。パワーバランスが崩れてしまうと一気に崩壊してしまう……。
天ぷらと肉が入っているという贅沢感はあるけど、赤いきつねや緑のたぬきが好きな人ほど「これは違う」と感じちゃうんじゃないかなあ。
評価:★★
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