【カップの麺ぜんぶ食う】第310回 マルちゃん でかまる にぼたん 〜汁なし煮干担々麺〜 ★5 | 健全なホームページ

【カップの麺ぜんぶ食う】第310回 マルちゃん でかまる にぼたん 〜汁なし煮干担々麺〜 ★5

        【カップの麺ぜんぶ食う】第310回 マルちゃん でかまる にぼたん 〜汁なし煮干担々麺〜 ★5
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マルちゃん でかまる にぼたん 〜汁なし煮干担々麺〜
調理時間 5分
麺 120g
熱量 661kcal
炭水化物 91.0g
食塩相当量 4.4g

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マルちゃん「でかまる」の有名店シリーズとして志奈そば田なか監修の「にぼたん」なる商品が発売されてたので食べてみましたよ。にぼたんとは汁なし煮干し担々麺の略とのこと。また最近ジワジワと煮干しが来てる感じがありますな。


なにやらこちらはぐるなびユーザーの投票によって商品化が決まったそうですよ。Ramenグランプリ2020の「これでもかと絡めたくなる部門」で優勝したらしい。

この度の商品は、「Ramenグランプリ2020」にて、「これでもかと絡めたくなる部門」の優勝に輝いた味を「でかまる」ブランドとして商品化したものです。

当企画は、”ラーメンファンの「食べてみたい」を叶える”ことをコンセプトに、今年からスタートしました。「楽天」・「ぐるなび」のご協力のもと、ラーメン店を主とした全国の飲食店に参加を募り、ユーザーの投票によって店・味が選ばれる、ユーザー参加型企画です。「スープ飲み干したくなる部門」「白飯欲しくなる部門」「異種格闘技部門」「これでもかと絡めたくなる部門」の4部門にて実施しました。

なにかと情報量が多くてアレですが、志奈そば田なかは秋葉原にも店があったので僕でさえもうまい店だと知ってるし、期待して食べてみることにしましょうよ。

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というわけで開封でございます。中身は液体スープ、粉末スープ、かやくという無難な構成。


麺はなかなか太いやつがズッシリ120g。かやくはちょっぴり寂しい感じ。ふりかけ的なものはないので、味がイマイチだと単調になってしまいやすい危うさがありますな。


熱湯を注いで5分待ち、湯切りしたりソースを混ぜたりして完成したのがこちら。やっぱりかやくはほとんど麺に隠れてしまった。

で、肝心の味の方ですが、ズルズルズルッと麺をすすってみるとファーストインパクトは意外にもラー油の辛さと花椒のしびれの強さ! 特にしびれ感の強さは相当なもの。辛れぇ〜〜〜っ!!


そんな感じで「なんだよ、辛味としびれの強さで煮干しがすっかりぶっ殺されちゃってるじゃねえか!」という印象を抱いたわけですが、そんな怒りをスッとなだめるように広がってくる煮干しの風味。最後の最後でぶっ殺されたはずの煮干しが蘇ってきました。この余韻がすごく秀逸……!!

煮干しの主張が弱くて、本当にふわりと、HP1くらいで蘇ってくるのが上品でいいなあ。


そんなタレはごまのクリーミーさも相まって太麺にがっつりと絡んできます。フライ麺とよく合うジャンクな味付け。だけど最後はザオラルにも満たないような呪文でかすかに息を吹き返す煮干し。このバランスが本当に素晴らしい〜!

見ての通り具は少ないんだけど、肉とかたまねぎがかなり細かく刻まれているので、意外としっかり麺に絡みついてくるのも高評価。量は少ないけど存在感がありますな。

そもそも辛味が強いし、辛さを調整するすべもないので、食べる人はすごく選んでしまう一杯かもしれない。でもハマる人はドハマリするだろうし、完成度は非常に高い。あたくしはドハマリしました。ど真ん中に160キロのストレート。ごちそうさまでした〜!

評価:★★★★★

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