【カップの麺ぜんぶ食う】第323回 日清食品 東京油組総本店 油そば ★5

日清食品 東京油組総本店 油そば
調理時間 5分
麺 90g
熱量 605kcal
炭水化物 75.0g
食塩相当量 5.5gカップ麺オブ・ザ・イヤー2018はこちら
カップ麺オブ・ザ・イヤー2019はこちら
カップ麺オブ・ザ・イヤー2020はこちら
ファミリーマートで売ってたカップ油そば「東京油組総本店 油そば」を買ってみましたゾイ! 東京油組総本店は都内のいろんなところにあるから、油そばを食べたい気分のときにちょくちょく行ったことがあるなー。まあほんと、無難にウマいってイメージだったけど!
こちらは何度かカップ麺化されていて、今年もプチリニューアルを経て登場って感じだったらしい。卵ダレが追加されたんだとか?
とにもかくにも日清のノンフライ麺のカップ油そばってことで期待値はかなり高め。張り切っていきましょう!

というわけで開封。中身は美しいノンフライ麺に小袋が4袋。たまごダレはフタの上で温めたら変質しちゃうので要注意よ。
かやくは大きめカットのネギと細かく刻まれたチャーシューとメンマ。熱湯を注いで5分で湯切りをします。
もろもろかき混ぜたら完成。混ぜている間は酢の香りがホヮ〜ッと広がってきました。
そしてタレをまとった具材はカップの容器に付着しがち。よーく混ぜながら食べないと最後に容器の底に残っちゃうやつだ。
で、食べてみましたがもうすごい。麺の食感が素晴らしくいい! 若干芯が残る感じはあったけど、それもまたプラスに作用している感じ。王道の醤油ダレにもっちりツルツルシコシコの麺がたっぷりと絡みついて激しくウマい!!
たまごダレは口当たりをまろやかにする効果ももちろんあるんだけど、タレをネットリ濃厚な感じにして麺に絡みつきやすくするっていう役割をまっとうしてますな。いい仕事してる。
カップ油そばって極太のフライ麺と濃いめの味付けによるパワープレイで押し切る下品なタイプのものが多いんだけど、これは珍しくお上品なカップ油そば。研ぎ澄まされている感じがあるなあ。
武士に例えると前者は汗臭そうな野武士。後者は緋村剣心のように華奢で華麗な武士。これこそがきらきら武士ですわ。ゲットワイルドなカップ油そばも大好きだけど、そんなのばっかり食べてるとこういうアプローチもあるんだなと新鮮に映る、完成度の高い一杯でした。
タレの味は香りの割には酢よりも醤油が強め。酢とかラー油を入れて自分好みの味に整えるといいと思いますぞ。ごちそうさまでした〜!
評価:★★★★★

-
前の記事
【カップの麺ぜんぶ食う】第322回 サンヨー食品 ドイツ ジャーマンポテト風ラーメン ★3 2021.05.25
-
次の記事
【カップの麺ぜんぶ食う】第324回 日清食品 ラ王 白タンタン ★4 2021.06.01