【カップの麺ぜんぶ食う】第338回 カルディーコーヒーファーム 日向夏香る 博多風 ごぼう天うどん うす塩味 ★2
- 2021.07.02
- フードレビュー
- カップの麺ぜんぶ食う, カップうどん, ご当地グルメ, ★2, カルディーコーヒーファーム
カルディーコーヒーファーム 日向夏香る 博多風 ごぼう天うどん うす塩味
調理時間 5分
麺 60g
熱量 444kcal
炭水化物 51.4g
食塩相当量 5.1gカップ麺オブ・ザ・イヤー2018はこちら
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カルディーコーヒーで売っていたカップうどんを食べてみましたよ。価格は200円くらいだったかしら。
カルディーのカップ麺はほかで買えないおしゃれなやつがいっぱい。それでいて味の平均点も高い印象だったりするのですわ。
今回手に取ってみた「日向夏香る博多風ごぼう天うどん」もデザインからして洗練されてるし、実にさわやかそうでいいじゃない。夏の思い出の1ページになれそうな予感。期待を胸にレッツイート!
ところが開封してみると、かやくはごぼう天以外入っていないというデザインに反してワイルドな構成。揚げ物だけで麺を食えと。
あとは日向夏フレーバーオイルなるものも封入。こいつのクオリティが評価を大きく左右することになりそうですな。
マニュアルに従って調理を進めていきますが、まずはごぼう天を開封してその上に粉末スープを開け、スープの上から熱湯をかけろとのこと。Oh……。手順通りに作ったらごぼう天がビタビタに柔らかくなっちまうじゃねえか……。
しかし郷に入れば郷に従えとはいいますし、マニュアルを無視して作ってうまいまずいと騒ぐのも失礼というもの。感情を失ったロボットのように、マニュアル通りごぼう天をビタビタに溶かして作り上げました。
ああ……。無残にも柔らかくなってしまったごぼう天の姿よ……。しかもここからスープを混ぜるために全体をかき混ぜなきゃならないんだぜ??
まあ、緑のたぬきなんかもマニュアルは天ぷらの上からお湯を注ぐスタイルですし、こういうビタビタな天ぷらが好きな人もたくさんいるということなんでしょうけど、個人的にはカップ麺の天ぷらはザクザクした食感こそが正義と思うわけですよ。
むしろ柔らかくして食べるなら最初から揚げなくてもよくねえか?とも思っちゃうなあ。
日向夏オイルは香りがとても爽やかで、垂らした瞬間は初夏のフルーツ畑が頭に浮かび上がりましたが、天ぷらが溶けてスープがオイリーになるにつれて薄くなる存在感。食べる頃にはすっかり空気と化してしまった……。
スープもうす塩味というのがまた惜しい。天ぷらのビタビタによるコッテリ化で味が完全に負けてしまい、なんだかよくわからないけどコッテリまろやかなつゆで麺を食べているような感覚に。少なくともパッケージから連想されるさわやかテイストは完全に影を潜めてしまった!
麺自体の質感もどん兵衛や緑のたぬきには劣るし、ごぼうがちゃんとごぼうらしい味だったこと以外はあまりいいところがなかったなあ……。100円台前半ならまだしも、200円でこれはいただけない。
いっそごぼう天を入れず、なんだったら冷やしカップうどんとしてこの味付けで出してたらおしゃれな感じにまとまりそうな気がする。次に食べる機会があったらとりあえず冷やしで、そしてごぼう天は絶対にあとから入れよう。そしたら印象が全然変わるかもしれない。
評価:★★
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