【カップの麺ぜんぶ食う】第360回 日清食品 汁なし豚ラ王 ★5

日清食品 汁なし豚ラ王
調理時間　5分
麺　90g
熱量　566kcal
炭水化物　74.7g
食塩相当量　5.7g

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ついに出た！　豚ラ王シリーズ第4弾は「汁なし豚ラ王」！！　初代豚ラ王が出たとき、この麺は絶対まぜそばにしたらウマいと思って、週プレの連載「野島慎一郎の激ウマ!!バカレシピ研究所」でもすぐネタにしたんだよなあ。ついに公式化とは嬉しい限り！

週末のうちに週プレ発売されてたのすっかり忘れてた！今週の「野島慎一郎の激ウマ!!バカレシピ研究所」では豚ラ王とコンビニ食材を使って最強ニンニクまぜそばを作りました。
強烈なニンニクの刺激が体中の粘膜を刺激する！でもめちゃくちゃウマい！そしてクサイ！！
詳細は週プレ本誌でどうぞ～！！ pic.twitter.com/9k2wyGf3HU

— 野島慎一郎@アキレス腱断裂リハビリ中 (@aochins8) February 23, 2020

というわけで汁なし豚ラ王を食べてみたわけですが、結論からいうと賛否両論は相当分かれそう。だって価格は400円だもんなあ。でも個人的には全力で“賛”！でね。。ガジェ通での恒例企画「美味しかったカップ麺月間ベスト5」では2021年8月の第1位に選んでしまった！

B級フード研究家・野島慎一郎の美味しかったカップ麺 月間ベスト5（2021年8月） https://t.co/jcS1KdXbuh #getnews #ガジェット通信 pic.twitter.com/FqER3AoENu

— ガジェット通信（公式） (@getnewsfeed) September 5, 2021

▲YouTube「のじまちゃんねる」でも解説動画を上げているのでぜひ！

レビューはランキング記事の方でも書いてしまいましたが、こちらでも記録しておきますよ。

麺は相変わらず超極太でワイルドなノンフライ麺。本当にこれは唯一無二の麺だと思う。ゆえに好みは激しく分かれると思うけど。本物の二郎系ラーメンの幻影がちらつく人ほど口に合わない気がする。

あと焼豚も相変わらずカップ麺基準なら最強クラス。実物の二郎系ラーメンと比べちゃあいけない。

5分で湯切りしてタレを混ぜ、仕上げにアブラ増し袋を注入したら完成。アブラ増し袋の中身は豚脂＝ラードなので、アツアツの麺の上に投下するとすぐに溶けちゃう。写真を撮るのが大変なのよ！

あと、例によってこの時点で室内には猛烈なニンニク臭が充満しています。オナラの一発や二発ぶちかましても無音なら絶対にバレないレベル。4打席連発ホームランをぶちかましても大丈夫だ！　GO!　バレンティーン！！

そしてニンニク臭とギトギトのアブラの小宇宙をまとったごんぶと麺をズルズルズルーッとワイルドにすすると、激しい刺激が脳天直撃セガサターン！！　かやくの刻みニンニクも牙をむいて口の中で大暴れ！！

だけどそんな乱暴者たちが不思議と豚のまろやかさでまとめられているんですよね。安心して乱暴者たちを口の中に迎えられる。さすが豚の王を名乗るだけありますな。凄まじいキャプテンシーです。

ごんぶとの麺はいわゆる二郎系の麺とは似て非なるものかもしれないけど、弾力が強くてかなり雰囲気アリ。カップ麺という枠組みの中で最大限できる二郎系まぜそばに仕上がっているんじゃないかなあ。

価格が400円ともなると「じゃあ店で食うわ」と思う勢がいるのも間違いないだろうし、4億もらって何もしなかったホークス時代の松坂大輔のように厳しい目も向けられるだろうけど、カップ麺の限界を決めずここまで作り込んだ商品をリリースしたという姿勢に僕は最敬礼したいですね。こういう商品がカップ麺の新しい未来を切り拓いていくわけだ！

ただし、量はちょっと二郎系にしては寂しいのは否めない。かといって2個食いなんてしたら、それこそ店で食べる二郎系ラーメンと同価格レベルになっちゃう。幸いにも味は濃い目なので、もやしを1袋くらい用意して追加しながら食べるのが正解かもですね。ごちそうさまでした〜！

評価：★★★★★

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