【カップの麺ぜんぶ食う】第403回 明星 博多バリカタ にんにく豚骨まぜそば ★4

明星 博多バリカタ にんにく豚骨まぜそば
調理時間 1分
麺 75g
熱量 440kcal
炭水化物 58.3g
食塩相当量 3.2gカップ麺オブ・ザ・イヤー2018はこちら
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待ち時間60秒の超極細ノンフライ麺が最強な明星「博多バリカタ」シリーズ。その新作「にんにく豚骨まぜそば」を食べてみましたよ。
前作の「高菜豚骨まぜそば」で博多バリカタシリーズのまぜそばを初体験してみたんですが、本当に店で食べているかのような麺の質感だけでなく、タレのガチの豚骨感にも驚かされたなあ。だって、ちゃんと足の裏みたいなニオイがするんですもの!
麺とタレが本格的すぎたからこそ、逆にかやくのカップ麺っぽさが強すぎたのが前作は仇になってしまったところがありましたが、今回はメインの具材を高菜からニンニクにチェンジ。これが吉と出るか凶と出るか。とりあえず食べてみましょ!

開封してみると容器の中には相変わらず華奢で色白な麺と、かやく、液体スープ、ふりかけの3袋という構成だったんですが、ここで気になる点がひとつ……。
かやくは肉とガーリックチップで、麺の上に開けてから熱湯を注ぐわけなんだけど、えっ、ガーリックチップの上からお湯注いじゃうの??
せっかくのカリカリ食感が損なわれちゃうし、なんならニンニクのおいしさも湯切り時に出て行っちゃいそうな……。ここは小袋をひとつ増やしてでも肉とガーリックチップは分けてほしかった。なんならふりかけの方にガーリックチップを入れてもいいわけですし……。
そんなことをブツブツとぼやきながら手順通りに調理を進めるとあっという間に完成。そのままズルズルっといただいてみましたが、相変わらず麺の質感は最高で、短時間調理なのに全然固くないし、本格的な豚骨臭に負けずに小麦の風味がちゃんと広がってくる。うまいな〜!!
タレは今作もまろやかな豚骨なんだけど、にんにくという要素がプラスされたからか前回の方が豚のエグみは強く感じたかも。にんにくは存在感バッチリだけど刺激が強いわけではなく、上手にマイルドテイストでまとめてますな。
ただやっぱりかやくが少ないところが寂しい。ふりかけは見た目こそ華やかなんだけど食感的には存在感がなく、もうちょっとカリカリする素材を入れてかやくの寂しさを補ってほしかった。それを思うとやっぱりガーリックチップをお湯に浸してしまったのが悔やまれる……。
あとはかやくの肉もちょっと難しく、大きいサイズの粒は芯が残っちゃいますね。60秒で戻すのはちょっと難しかったんじゃないかしら。とはいえ粒のサイズを小さくしちゃうと湯切り穴から出ちゃうし、待ち時間を長くすれば麺がのびちゃう。麺とタレのポテンシャルは最強なだけに、今後はここが改良されていくことを期待したいですな。
とにもかくにもベースの部分は素晴らしいので、お好みで好きな具材をトッピングして食べれば正義。店で豚骨ラーメンを食べるときのように思い思いにカスタマイズすればいいじゃない。ごちそうさまでした〜!
評価:★★★★


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