【カップの麺ぜんぶ食う】第402回 明星 中華三昧 赤坂榮林監修 トマト酸辣湯麺 ★4
明星 中華三昧 赤坂榮林監修 トマト酸辣湯麺
調理時間 4分
麺 70g
熱量 379kcal
炭水化物 68.1g
食塩相当量 6.9gカップ麺オブ・ザ・イヤー2018はこちら
カップ麺オブ・ザ・イヤー2019はこちら
カップ麺オブ・ザ・イヤー2020はこちら
僕は揚州商人のスーラータンメンをきっかけに酸辣湯麺が好きになったんですが、この繊細なウマさをカップラーメンで表現するのは至難の業。
今のところ心のベストテン第1位は凄麺シリーズの「酸辣湯麺の逸品」だったりするんですが、明星中華三昧の酸辣湯麺もなかなか素晴らしかった。今回はそのアレンジバージョンとなる「トマト酸辣湯麺」を食べてみましたよ。
今作も赤坂の老舗中華料理店「赤坂榮林」が監修している点は同じなのですが、トマトという要素がプラスされていました。前作は酢の酸味が尖っている印象だったけど、そこにトマトが入ったらいい感じにマイルドになりそう。期待して食べてみましょ。
というわけで開封。かやくは卵、チンゲン菜のほかにトマトダイスが入っているのが特徴的。熱湯を注いで4分後に液体スープを垂らせば完成です。粉末スープも容器の中に開封済みだったので、液体スープは調味オイル的な役割かな。
こちらが完成形。ふわふわっとした卵がたくさん浮かんでいて嬉しい。スープをかき混ぜるといい感じにとろみも出てきました。
で、食べてみると、さすが繊細な感じのノンフライ麺とスープの相性はすごくいいし、ピリッとくる辛さもウマいんだけど、やっぱり印象的なのは鋭い酸味だなあ。
ベースとなっている部分はやっぱり前作と一緒で、揚州商人のスーラータンメンに黒酢を垂らしすぎたかのような味ですな。ちょっとだけ垂らそうと思ったらドババババババッって出ちゃったときの味。これが好きか苦手かは人それぞれだけど、まーとにかく酸味が強め!
気になるトマトダイスは独特の酸味と甘味があり、例えるならピザの上に乗っている焼きトマトのような風味。麺に絡んで口の中に飛び込んできたときはいいアクセントになるんだけど、それでもやっぱりスープ自体の酸味の印象が強いかなあ。
僕は酸っぱい食べ物は大好きなんで、これはこれで大歓迎なんだけど、酸辣湯麺にはやっぱり酸味をベースに辛さと旨味のバランスのよさも求めたい。その点を考えると凄麺の「酸辣湯麺の逸品」はほんと優秀だったなあと回顧してしまうわけです。
まあそもそも酸味が苦手な人は酸辣湯麺のカップ麺なんて手に取らないと思うけど、特に酸味好きな人におすすめしたい一杯ですね。ごちそうさまでした〜!
評価:★★★★
-
前の記事
【カップの麺ぜんぶ食う】第401回 サンヨー食品 あつまれどうぶつの森 島の海の幸風シーフードラーメン ★2 2021.12.29
-
次の記事
【カップの麺ぜんぶ食う】第403回 明星 博多バリカタ にんにく豚骨まぜそば ★4 2021.12.30