【発表】カップ麺オブ・ザ・イヤー2021は「麺とスープだけ 黄金鶏油中華そば」に決定!! 健康にも配慮した素晴らしき一杯！
- 2022.01.12
- フードレビュー
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早いもので今年も毎年恒例企画の発表の季節となりました。2021年にレビューをつけたカップ麺のなかから最も優秀だったものを選ぶ「カップ麺・オブ・ザ・イヤー2021」の発表でごじます！
「カップ麺オブ・ザ・イヤー」を選出するのは今回が4回目。2018年は「マルちゃん 正麺 トリュフ香る鶏白湯」を、2019年は「マルちゃん QTTA サワークリームオニオン味」を、2020年は「凄麺 鶏しおの逸品」をカップ麺オブ・ザ・イヤーに選出してきました。
2021年に食べたカップ麺の数は推定4019385403922杯。その中からブログ記事にできたのは137杯。さらにそこから最終ノミネートカップ麺を10杯に絞り、最も素晴らしいと感じたカップ麺をカップ麺オブ・ザ・イヤー2021に選出しました。
それでは発表しましょう。
カップ麺オブ・ザ・イヤー2021に選んだのは、「明星 麺とスープだけ 黄金鶏油中華そば」です！！
カップ麺オブ・ザ・イヤー2021「明星 麺とスープだけ 黄金鶏油中華そば」
2021年に明星から登場した新シリーズ「麺とスープだけ」の第1弾。発売されたのが話題になった一蘭の具なしで500円のカップ麺が出たちょい後だったので、このまま各メーカーから具なしカップ麺が続々と出てくる流れになったら嫌だなあ、なんて思った記憶があります。第一印象は最悪だったんですよ。
だしパックなんてものも採用しちゃって、作るのにも手がかかるし、パフォーマンスにステータスを振っている感もありました。まあ、シリーズ第2弾ではだしパックが不採用になってましたけど。笑
ところがこのだしパックがどれだけ効いているのかわからないけど、雑味の少ない黄金色の醤油スープが本当〜にうまかった！
具なしといいながらもふりかけとして細かいネギが入っていたところにも良心を感じるし、なにより麺もツルツルシコシコでうまいし、スープとも完全にマッチ。まるで茹でたてのラーメンのようでした。麺とスープだけでここまで勝負できるだなんて、オジサンの脳裏には直球とフォークボールだけでメジャーリーガーをキリキリ舞いさせた野茂英雄の姿が浮かびましたよ。
とはいえ、近年は本当にカップ麺のレベルがガンガンズンズングイグイ上昇しているんで、同じくらいハイレベルな麺とスープで構成されているカップ麺はほかにもあります。味だけで1位を決めるのなら、あとはもう選ぶ人の好みでしかないでしょう。
ただ僕はもうひとつだけ、このカップ麺を大きく大きく評価した点があります。それがこちら。
それは容器のこだわりです。よく見ると内側に2本の線が入っているんですが、上の線はもちろん熱湯を注ぐときの目安。下の線は「ここまででスープを飲むのをやめれば食塩摂取量を4.5gで抑えられますよ」という目安のラインなのです。何という素晴らしい配慮！！
カップ麺のスープには塩分がたっぷり含まれていて、多いものだと食塩相当量が8gを超えてくることもあります。これは全部飲んだらさすがに体にはよくない。
とはいえ、全部残すのはもったいないし、メーカーとしてもせっかく開発した絶品スープはなるべく堪能してもらいたい。そこで目安の線を引くことで、健康にも配慮しながらスープを飲みやすくなったわけですよ。これはこの世のすべてのカップ麺に採用してほしい。そして、そんなところにまで気配りしたくなるほどスープ作りに力を注いだことが伝わってくるのも熱いよなあ。
そんな総合的な視点で、2021年を代表する1杯として「明星 麺とスープだけ 黄金鶏油中華そば」を選びました。おめでとうございます！！！
それにしても、この機会に2021年に食べたカップ麺をひとつひとつ振り返ってみましたが、本当〜にうまくて記憶に鮮烈に残っているものが多かったなあという印象です。最終ノミネートの10杯を選ぶのも大変でした。今年もきっとさらに革新的でうまいカップ麺がたくさん誕生することでしょう。みなさんもぜひ、健康にも気をつけながらカップ麺をモリモリ食べてみてくださいね！
それでは最後に最終ノミネートカップ麺となった残り9杯を紹介して終わります。純粋なおいしさはもちろん、2021年にはこんなカップ麺があったよと記録に残したいものを優先して選びました。
カップ麺オブ・ザ・イヤー2021 最終ノミネートカップ麺
動画も撮ってみました
今年も動画でも振り返っています。ぜひご覧ください！
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