【カップの麺ぜんぶ食う】第408回 明星 麺とスープだけ 漆黒マー油 豚骨ラーメン ★4 | 健全なホームページ

【カップの麺ぜんぶ食う】第408回 明星 麺とスープだけ 漆黒マー油 豚骨ラーメン ★4

        【カップの麺ぜんぶ食う】第408回 明星 麺とスープだけ 漆黒マー油 豚骨ラーメン ★4
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明星 麺とスープだけ 漆黒マー油 豚骨ラーメン
調理時間 1分
麺 65g
熱量 462kcal
炭水化物 56.4g
食塩相当量 5.9g

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つい先日、「カップ麺オブ・ザ・イヤー2021」「明星 麺とスープだけ 黄金鶏油中華そば」を選んだんですが、ちょうどこのタイミングで麺とスープだけの第2弾「漆黒マー油 豚骨ラーメン」が発売されていますぞ。もちろん食うしか!


麺とスープだけシリーズは単発で終わっちゃうのかなと思ってたら、前作から約8ヶ月もの期間を開けての新作リリース。それだけ真摯に開発をしていたってことなんじゃないでしょうか。期待するしか!

ちなみに今作は豚骨ラーメンってことで待ち時間1分のノンフライバリカタ麺が採用されてます。明星のバリカタ麺はただ固いだけじゃなくてちゃんとうまいやつが多いし、そこも楽しみだな〜。

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早速開封してみると、おやおや前作には入っていた「だしパック」がない。醤油ラーメンと豚骨ラーメンという大きな違いはあれど、このシリーズのアイデンティティと思われただしパックがあっさり不採用になるのにはびっくり。

というわけで麺のほかには液体スープ、粉末スープ、調味油という、かやくがないこと以外は至って普通の構成に。


熱湯を注いで1分待ち、手早くスープ類を入れて仕上げました。待ち時間1分だと写真を撮るのも大慌てですよ。「漆黒マー油」の名の通りマー油の黒さが目を引きますな。スープが白濁クリーミーなのでなおさらに。


麺が細いんで食べるのも大急ぎ。ズールズルズルッと超高速で麺をすすってみると……

これは……!!

前作ほどの衝撃は、ない!!


それもそのはず。豚骨ラーメンってもやしとかキャベツとか入ってるものじゃないし、もともと具の存在感は薄め。安い豚骨ラーメン屋なんか入るとほんとそんな感じですからね。これにチャーシューが1枚入ってるかどうか、みたいな。

その点で今作はすごく不利に感じてしまった。マイナスからのスタート感があるのがもったいない。でもしっかり麺はやっぱり細いのにもっちりとしたコシがあるし、スープはマイルドでクサみがなくてほっこりとやさしく完成度高め。個性は薄いのかもしれないけど成熟してる味。

マー油は量こそ多そうに見えるけど味はマイルドなスープに合わせてあって、ニンニクの尖った風味は弱めで、スープを飲んだときにふわっと焦がし風味が香るのがいい。


麺とスープだけで説得させるには豚骨ラーメンという舞台が難しかった気がするだけで、麺とスープ自体は今作も盤石のうまさ。

なのでここはネギとかごまとか岩下の新生姜とか、なんでもいいから具を足してしまいたい。ほかのラーメンの具はなかなか簡単には再現できないけど、豚骨ラーメンなら家にあるものをちょろっとプラスするだけでもそれっぽくなる。今回は早々に青ネギを入れてしまったけどこれが正解でした。

まあプロスポーツ選手でいうところの2年目のジンクス的なやつですかね。イチローが210本打った翌年に打率3割4分で物足りなく感じちゃうみたいに、前作が良すぎてハードルが上がってしまうのは間違いないし。

今作も容器の内側には2本目の線が入っていて「ここまでスープを飲んだら食塩相当量○gですよ」という目安が入ってる配慮は素晴らしいし、基本的にはこのシリーズは大好き。次回作も楽しみにしたいと思います。ごちそうさまでした〜!

評価:★★★★

 

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