【カップの麺ぜんぶ食う】第417回 明星 一平ちゃん 夜店の焼そば 26種のスパイス香るソース味 ★4

明星 一平ちゃん 夜店の焼そば 26種のスパイス香るソース味
調理時間 3分
麺 90g
熱量 522kcal
炭水化物 68.6g
食塩相当量 4.2gカップ麺オブ・ザ・イヤー2018はこちら
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バレンタインデー前の一平ちゃんといえばチョコレート味を出した黒歴史が蘇りますが、最近はすっかり自浄されました。「26種のスパイス香るソース味」といううまそうな新作が出ていたので食べてみましたよ。
入っている26種のスパイスの一覧はパッケージに記載されているんですが、メジャーで手堅くおいしくなりそうなラインナップがたっぷり入っているようです。こりゃあ堅実なピリピリ系のソース焼きそばになっているんじゃないかしら。
ちなみにスパイスの量でいえばエースコックが以前100種の美味しい素材入りのスパイシー焼きそばを出していたことを思い出しますね。

まあこちらは本当に味に影響があるのか怪しいものもズラリと列挙されていて、縦読み(エースコックマックスガンバリマシタ)をやりたかっただけな気がしないでもないけど、味はかなりジャンク&スパイシーで最高でした。これに迫るような仕上がりを期待したい!

開封すると中身はいつもの一平ちゃんソース焼きそばとほぼ一致。よく見たら「からしマヨネーズ」が「コク旨マヨ」に、「ソース練り込み麺」が通常の麺に変わっていました。
熱湯を注いで3分後に湯切りし、仕上げるとこんな感じ。まるで本格カレー屋のようなスパイスの香りが漂ってきます。花粉症で鼻の穴はバリアが張られているはずなのに、余裕で突き抜けて嗅覚に直接コンタクトしてきますね。
せっかくマヨビームのラインを上手に引けたのに、早速こちらをグチャグチャにして食べ進めます。からしマヨとか、ソース練り込み麺とかの一平ちゃんイズムが薄まってどうなることやらと思ったけど、ソースの味自体は一平ちゃんそのもの。スパイスはヒリヒリと口の中に気持ちのいい余韻として広がり、ソースとマヨネーズとも調和。いい感じに「一平ちゃん辛口ソース焼きそば」って感じにまとまってます。
ただ、からしマヨとソース練り込み麺という個性を失って、お行儀がよくなりすぎてしまった感もあるなあ。スパイスをブーストしたこの味だったら麺もマヨネーズも悪く言えば下品なくらいのほうがマッチした気もする。
マヨネーズと麺の主張を押さえたからこそスパイスの存在感が引き立ったりもするんだろうけど、この三者が全力を出し切ってぶつかりあった末の調和を味わいたかった。バンドで言うところのブランキージェットシティみたいなね。次買う機会があったらこっそりふりかけのスパイスだけ抜いて、いつもの一平ちゃんにブーストして食べてみたい。ごちそうさまでした〜!
評価:★★★★

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