【カップの麺ぜんぶ食う】第431回 日清食品 カップヌードル にんにく豚骨 ★4
日清食品 カップヌードル にんにく豚骨
調理時間 3分
麺 60g
熱量 382kcal
炭水化物 44.3g
食塩相当量 4.6gカップ麺オブ・ザ・イヤー2018はこちら
カップ麺オブ・ザ・イヤー2019はこちら
カップ麺オブ・ザ・イヤー2020はこちら
カップ麺オブ・ザ・イヤー2021はこちら
黄色い背景に赤と黒のゴシック体。そして躍動感たっぷりの「にんにく」の文字。まーた日清食品が二郎系のカップ麺を出してきたよ、と思ったわけです。新定番入りした「カップヌードル にんにく豚骨」を食べてみました。
カップヌードルの二郎系といえば以前に「ガツン!とスタミナ醤油 にんにく・とんこつ・にんにく」なる商品が出ていましてぇー。
パッケージのデザインはそのまんま。なもんで、定番入りさせるにあたってネーミングを変更しただけの商品なのかなと思ってました。ところがいざ食べてみると全然違った!
フタを開けて見るとこの時点で明らかになんか違う。二郎系を意識してるならキャベツやら豚肉(カップヌードルなら謎肉なんだろうけど)がドワーッと目に入ってくるはずなのに、粉末スープにまみれて見えるのはきくらげ、ねぎ、紅生姜など、いわゆる一般的な豚骨ラーメンを思わせるラインナップだったり。
熱湯を注ぎ、仕上げの「にんにく豚オイル」を垂らしてみると、まあクサイはクサイんだけど思っているクサさとは違う。ニンニクのわかりやすい刺激臭よりも、本格的な豚骨ラーメンのクサさが強く感じました。どのみち部屋は強めなニオイで充満するわけですけどもー。
味もそのニオイの通りで、二郎系ラーメンというより豚骨ラーメンに卓上のにんにくを入れた系の味。カップヌードル独特の細麺にもしっかりマッチしてるし、さすがよくまとまってる。
カップヌードルにはすでに「旨辛豚骨」なるレギュラー商品があるんだけど、あれは全力でカップヌードルのフォーマットに落とし込んだ豚骨ラーメン。今作は本物の豚骨ラーメンに寄せようとしている姿勢がうかがえるな〜。
「にんにく豚骨」と「旨辛豚骨」。どっちが好きかは完全に好みによると思うけど、個人的には先駆者の「旨辛豚骨」に軍配を上げたい。
スープの本格感は間違いなく「にんにく豚骨」だけど、本格的だからこそカップヌードルの麺よりも普通の麺で食べたくなっちゃうし、具も謎肉だとちょっと……とか思っちゃう。
逆に、紅生姜とか高菜なんかをトッピングで入れて本物に寄せていくなら大アリ。カスタマイズ適正が高いのは間違いなく「にんにく豚骨」のほうですな。「旨辛豚骨」に物足りなさを感じた人ほど食べてみてほしい一杯かも。ごちそうさまでした〜!
評価:★★★★
-
前の記事
【カップの麺ぜんぶ食う】第430回 マルちゃん 大島 味噌ラーメン ★2 2022.03.16
-
次の記事
【清瀬グルメ】ランチがお得!「鮨処 魚三九」のランチにぎり850円を食べてきた 2022.03.20