【清瀬グルメ】焦げた醤油の香ばしさが最高!「なみき」の昔ながらの焼きだんごがウマウマのウマ〜!
清瀬駅からはだいぶ離れた場所なのですが、北口を出てけやき通りをずーっとまっすぐ進み、突き当たりにある「たから幼稚園」のすぐ近くに「焼きだんご なみき」という昔ながらの焼きだんご屋さんがあったりします。
見てくださいよ、こののどかな風景。ここもギリ東京です。そりゃあ、アド街でも「ほぼ埼玉」とか紹介されるわな。
「焼きだんご なみき」は本当になんでもない民家の一角で、おばあちゃんが趣味でだんご屋さんをやっているかのような佇まいのお店なのです。
だんご屋といっても、売っているのは本当に醤油を塗って焼いただけの「焼きだんご」のみ。販売価格は1本110円です。
僕は清瀬市生まれ清瀬市育ちなんですが、幼少期は本当に当たり前のようにこの焼きだんごを食べていました。駅構内の立ち食いそば屋の中で売っていて、よくじいちゃんが買ってきてくれたんですよね。
実はこの焼きだんごは東京の多摩地区や埼玉南部のご当地グルメと呼ばれるようなものなのだそうで、本当につい最近まで知りませんでした。それだけ当たり前にあった食べ物だったんで。週プレの連載「野島慎一郎の激ウマ!! バカレシピ研究所」でネタにしたときも、編集担当でアシスタントの“助手くん”が「こんなのあるんすね!」ってびっくりしてたもんなあ。
▲ちなみにそのときは焼きだんごで具を挟むホットサンドを作りました
【B級フード研究家・野島慎一郎のバカレシピ】異次元のもちもち感をぜひ!「焼き団子のホットサンド」 / https://t.co/ok2Ao497xd
— 週プレNEWS (@shupure_news) May 28, 2021
焼きだんごは醤油をどっぷりとつけた状態で焼き上げるので、醤油が結構しっかり焦げてしまうんですが、この香ばしさがたまらなくウマいのです。味的には焼きおにぎりが近い感じかな。
「焼きだんご なみき」の焼きだんごはこの焦げ感がしっかりと出ていて、ほのかに苦味さえ感じるほど。これが絶妙なアクセントになっていて最高にうまいのです。もっちり食感で小ぶりのだんご自体もいい感じ。焼き海苔を巻いて磯辺焼きにしなくても十分説得力のある味になっているんですよ。
こんな専門店が令和の時代に残っているというのがなにより嬉しい。これ一本で生計を立てられるようなものじゃないんだろうけど、ぜひ末永く続いてほしいお店なのです。
店舗情報
焼きだんご なみき
住所: 東京都清瀬市下清戸5-792-5
定休日: 水曜
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