【カップの麺ぜんぶ食う】第11回 トップバリュ World Dining ミーゴレン ★5

トップバリュ World Dining ミーゴレン
調理時間 3分
麺 90g
熱量 518kcal
炭水化物 62.3g
食塩相当量 4.0g
イオンのプライベートブランド「トップバリュ 」から。なんとインドネシアの麺料理・ミーゴレンのカップ麺です。トップバリュはとにかく価格で勝負してきている感じが強いのですが、まさかこんな攻めたメニューを作ってくるとは。しかも価格は95円。インド人もびっくりとはよく言いますが、これこそインドネシア人もびっくりなんじゃないの!?
しかしフタを開けてみると、先ほどのびっくりがポジティブびっくりなら今度はネガティブびっくり。かやくとソースの袋が入っていると見せかけ、どちらもソースの袋。かやくはすでに麺の上に開封されているタイプというわけですが……さすがにかやく少なすぎだろ?
もちろん安価な商品であり、かやくを減らして価格を落とすのは賢明な判断。乾燥野菜が3グラムでも30グラムでも大して味に影響はないでしょうから。ただちに影響はないわけですよ。
でもちょっと待て。このパッケージはもっと具沢山。写真はイメージですと言ったって、さすがにこれは盛りすぎだろ……?
熱湯を注いでみても残念ながら具材の寂しさは紛れません。ちくしょう! 変に期待させやがって! これはいただけませんね!
まあでもパッケージは見なかったことにすればいいだけ。都合よく忘れましょう。なかったことにしてソース2種類を注入します。
ブリブリっとソースを注入してみると、どちらも非常に濃厚だったのが印象的でした。一般的なソース焼きそばと比べるのも違うかとは思いますが、お好み系のソースを使っている焼きそばよりも濃厚です。
そして片方はチリソース寄りのソースだったのが印象的。見た目はなかなか辛そう感がありますが、果たして……?
さぁー、いよいよ実食。と同時にネガティブな感情が一瞬にしてかき消されました。ウメエエエエエーーーッ!! なんだこれ!! ごめんなさい! ここまでいい印象持ってなくてごめんなさい! 華麗に手のひらをひっくり返します。素晴らしいぞこれは……!!
ミーゴレンという新境地を開拓しておきながら、いきなり見事に大成功しています。味にきちんと深みがあり、醤油がベースでありながらもどこかフルーティー。チリソースも辛すぎず、辛すぎて味がしないという安価なソースにありがちな悲劇を起こしていません。
エビの風味もほのかに感じられますし、麺のクオリティも嫌味がなく十分。具が寂しいこと意外は非の打ち所がありません! これが100円切る世界とか、プライベートブランド業界はマジでやっべえぞ。
ほぼ麺しかない寂しさは強く、ミーゴレンとしてどうなのかというのはありますが、味はとにかく素晴らしい。家で食べるときは目玉焼きとかちょっとした具を足したりなんかしたら敵なし状態になりますよ。たまげたなあ。大満足させていただきました。
評価:★★★★★
-
前の記事
びっくり! 主婦・ママ向けメディア『4Yuuu!(フォーユー)』で特集を組んでいただきました! 2018.10.04
-
次の記事
【決定版】どん二郎のインスタ映え写真を厳選してみた! 2018.10.07