【カップの麺ぜんぶ食う】第20回 マルちゃん 赤いカレーうどん タイ風 ★4

マルちゃん 赤いカレーうどん タイ風
調理時間 5分
麺 66g
熱量 427kcal
炭水化物 50.3g
食塩相当量 4.9g
マルちゃんの赤いうどんといえば赤いきつねですが、期間限定で発売されていた赤いカレーうどんをいただきます。
こちら、買い置きしてだいぶ放置してしまったため、もう販売終了してるっぽい。レビューする意味あんのかよ、って感じですが、まあ記録用ですからね。ウマかったら後悔するやつです。
それはさておき、マルちゃんのカレーうどんといえば黒い豚カレーが秀逸。レベルの高い基準があるので乗り越えるのはなかなか難しそうですが、うーんどうでしょう(シゲオ風に)。
早速調理を始めます。フタを開けてみると袋は粉末スープと特製油が入っていたのですが、驚いたのは麺の上にあけられたかやくの油揚げ。なんと赤いきつねの名残りでしょうか。タイ風カレーなのに油揚げ……。でもよく考えたらタイ風カレーなのにうどんというのも違和感があるわけで、どこまで日本とタイのバランスを取るかも難しそうだなあ。
粉末スープを入れてから熱湯を注ぎ5分後。だいぶエスニックなカレーの香りが漂ってきました。特製油を垂らすとスープは一気に真っ赤に。辛そうだなあこれも。
というわけでこちらが完成形。ドキドキしながら食べてみると、これがかなりの美味。黒い豚カレーで培ったノウハウをしっかり活かしている感じで、スープは見事なバランスでレッドカレー感が出ていました。黒い豚カレーをベースにエスニックな要素を足していった感じというか。スパイシーでありつつ、どこか優しい味。
麺の質はやっぱりどん兵衛にはかなわないかなあと思いますが、それでもこの麺はカレーうどんにしっかり合うんすよね。この赤いカレーうどんでも同じ。若干のフニャ感とどん兵衛よりも強いスナック感がカレースープにマッチ。本物のうどんに寄せるんじゃなくて、ひとつの料理として完成している感じ。うまいうまい。
ただ、やはり油揚げが口に入ってくると「これ必要だったかな……?」と考えてしまうのと、チキンの存在感がちょっと違和感。チキン自体は独特のパサつきがしっかり再現されていて、クオリティはすごいと思うんだけど、油揚げのせいで和風のカレーうどんを思い出してしまい、「それだったら黒い豚カレーに入ってる豚肉のほうがいいなあ」と思えてしまう。
なので、かなりレベルは高いんだけど、これなら黒い豚カレーと分ける必要もないのかなあという感じ。販売終了してしまうのも致し方なしでしょうな。なんで油揚げ入れちゃったんだろうなあ。
評価:★★★★
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