日帰りで阿嘉島に行ってきた旅行記 / 北浜ビーチのサンゴが綺麗すぎた話 | 健全なホームページ

日帰りで阿嘉島に行ってきた旅行記 / 北浜ビーチのサンゴが綺麗すぎた話

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先日からガクッと気温が下がり、10月下旬並の寒さになったとか、週明けには10月とか、すっかり季節は秋という感じなのですが、今さら書き残していた夏の旅行記の続きを書いておこうかと……。

2018年は7/11~7/19で沖縄に行ってきましてぇー。
7月18日は朝早くに慶良間諸島の座間味島から阿嘉島に移動し、その日のうちに渡嘉敷島に移動するというスケジュール。すなわち日帰りで阿嘉島を堪能してきたわけです。

7/11~7/19沖縄旅行のもくじ / 慶良間諸島(渡嘉敷島、座間味島、阿嘉島)今帰仁村

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早朝から内航船で阿嘉島へ


阿嘉島に行くのも一般的には那覇の泊港からフェリーで移動することになるのですが、今回は前日に座間味島入りしていたので、慶良間諸島内を運行している内航船みつしまに乗って移動しました。

座間味島から阿嘉島までの運賃は300円とリーズナブル。ただし本数は夏期でも1日6本しかなく、予約がないと運行しない便もあるので要注意。そんな感じなので1本遅らせると時間のロスが非常に大きくなってしまうので、早起きして7:45発の1便に乗船することに。


座間味港から阿嘉島までは15分ほどで到着します。


阿嘉島につくと目に入るのは隣の慶留間島との間に架かっている阿嘉大橋。時間があれば歩いて渡りたいところでしたが、この日は日帰りで時間が限られていたうえに、ある程度仕事を残してしまっていたので断念。

すっかりハマってしまったシュノーケルを楽しんだら、適当な場所で仕事もしなきゃいけなかったので、とりあえず道具をレンタルして阿嘉島で一番と言われている北浜ビーチへと向かいました。ちなみに北浜と書いてニシハマと読むそうです。北なのにニシ。


北浜ビーチまでは徒歩で20分くらい。強い日差しが照りつけるなかシュノーケル道具一式を担ぎ、ダラダラと歩いて向かいます。

北浜ビーチが綺麗すぎてヤバかった……


そして北浜ビーチに到着したわけですが……なんと、人が一人もいません。完全貸切状態!


時間が早かったことや、台風が近づいていること、平日の昼間だったことなど、様々な要因が重なって島一番のビーチがプライベートビーチになってしまいました。さすがにしばらくすると他の人もやって来ましたが数えられるほどの人数。こんな贅沢なことがあっていいのでしょうか……。


おじさんは早速シュノーケル道具を装着し、人の少ない海を堪能したのですが……北浜ビーチやべえ。サンゴが綺麗すぎる……。

上の写真は近くの展望台から撮った写真なのですが、かなり広範囲に巨大なサンゴがあって、ゴーグルをつけて海の中を覗き込むと完全に異世界。この世とは違う世界を覗き込んでいるような感覚を味わえました。

魚は争いごとを一切知らず平和ボケしているかのように悠々と泳いでいて、そんな様子を眺めていると心が洗われていく気がします。ああ……俺はなんで普段カップラーメンに変なものを入れて食べたりしてるんだろう……。

ほんと、水中で撮影できるカメラがないのだけが残念でした。こうやって人は写真にハマっていくんだろうなあ。

慶良間諸島の海はどこも最高に綺麗で、シュノーケルしてみるとどのビーチも個性があっておもしろかったのですが、海の中の美しさは北浜ビーチがダントツに感じました。過ごしやすさまで考えると座間味島の古座間味ビーチか渡嘉敷島の阿波連ビーチかなと思うけど、どこかのビーチでまたシュノーケルできるというなら北浜ビーチを選ぶかなあ。

海沿いのカフェで仕事をする贅沢


結局昼くらいまで一人シュノーケルを満喫したあとは、再びテクテクと移動し、前浜(メーヌハマ)の近くにある「はぁなCafe」というカフェに入って昼食がてら仕事を進めることに。ここがまあ最高に素晴らしい環境でした……。


こちらが「はぁなCafe」の入口なのですが……



席からケラマブルーの海を眺められるのです。なにこの贅沢!


こんな最高のロケーションだったら、仕事をするといってもビールを飲まないわけにはいかないっしょ。



ずっと太陽が出てたから海は綺麗だし、心地よい風も吹いてて最高の極み。ここでまた仕事したいっすなぁ~。スムージーが目玉商品っぽかったのでそちらもいただきましたが美味しかったです。

そうこうしているうちに、渡嘉敷島に移動できる最終便となる15:45の船が出発する時間に。阿嘉島には8時間くらいしか滞在できませんでしたが、まあしっかり堪能できたかな。夜の雰囲気もきっと最高なんだろうけど、逆に1泊2日で十分すぎるほど満喫できる感じではあるかな。

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帰りは台風が近づいて大変だった


内航船に乗って渡嘉敷島に移動し、18日は再び慶良間諸島唯一のゲストハウス・ケラマバックパッカーズに宿泊することに。


阿波連ビーチに帰ってくるとげっそりと痩せた野良猫たちがお出迎え。渡嘉敷島に帰ってきたなあという感じがします。

ケラマバックパッカーズの人に迎えに来てもらって宿に戻ると、宿泊客もスタッフも近づき始めている台風のことで話題が持ちきり。翌日発の船に乗って那覇に戻り、そのまま空港に行って東京に帰る予定だったのですが、「明日は船が出ないかもしれないから帰れるなら今日のうちに島を出たほうがいい」なんていう話をされました。

この日の時点ではまだ台風は遠く離れていたのですが、波が高くなってしまうと船が出ない可能性があり、さらに台風が近づくことになれば数日は島から出られなくなってしまうというのです。7月22日には毎年恒例のけやきロードフェスティバルがあり、しかも準備をまったくしていなかったので、帰れなくなるのはさすがにまずい……。

どうするか悩んだ末……


とりあえず宿で仲良くなったメンバーで飲みに行くことに。考えてもどうにもなりませんからね。翌日船が出ることを祈ることしかできませんから。ナンマンダブナンマンダブ。

無事に帰れたものの、離党暮らしの大変さを感じる……


そして翌朝。島内に流れた放送に耳を傾けると、最終の便は欠航となるものの、それ以外はどうにか出ることに。10時発の1便の予約をしていたので、特に予定を変更することなく渡嘉敷島を出発することができました。

ただ、この日の16時発のフェリーを最後に数日は渡嘉敷島から出られなくなることが確実となり、翌日以降も滞在する予定だった宿泊客はみんな宿泊予約をキャンセルしてフェリーに乗って帰ることにさせられていました。こういう場合フェリーには乗せられるだけ人を乗せて出港することになるそうです。過酷そう……。

さらに、こういった場合の宿のキャンセル料は無料になるそうで、台風が来るたびに利益が一気に吹っ飛んでしまうわけです。そりゃあ離島で安宿を経営するのは大変なわけだ……。食料を調達するのも大変になるだろうし、SPAMみたいな保存食が沖縄で重用されるのも納得ですわ。

そんな感じで慶良間諸島の旅行は幕を閉じました。行けてよかった。また行きたい場所が増えてしまった。

慶良間諸島は那覇からすぐ行ける場所にあるし、今後那覇に滞在するくらいなら渡嘉敷島に行こうなんて思う反面、離島に行くというリスクも頭に入れておかなきゃ痛い目にあうだろうなあ。被害には遭わなかったけど、ほんと最後にいい経験できた。

いろいろな人におすすめしたい場所だけど、前後のスケジュールにはなるべく余裕を持たせて遊びに行ってほしいですね。

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