【カップの麺ぜんぶ食う】第28回 マルちゃん う宮! 富士宮やきそば ★4

マルちゃん う宮! 富士宮やきそば
調理時間 5分
麺 120g
熱量 721kcal
炭水化物 88.0g
食塩相当量 5.8g
B-1グランプリ第1回の優勝メニューであり、B級グルメブームの火付け役となったともいえる富士宮やきそば。コチラはマルちゃんが出している、静岡の方に行くとよくコンビニなどでも売られているお土産の定番商品なのですが、これまたなぜか北浦和のミニストップで発見したので購入しました。
富士宮やきそばの特徴は太麺と肉かす。そしてたっぷりと振りかけられた削り節。これらをどの程度再現できているのかが気になるところです。

まずは開封。カップ焼きそばのオーソドックスな構成ですが、かやくは肉かすっぽいものが多めに入っていて、削り粉もかなり大きめ。しっかり富士宮やきそばしてそうな雰囲気です。
熱湯を注いで5分。麺もしっかり太麺っすね。かなり食べ応えがありそう。ボリュームもかなりあり、乾燥の状態で麺120グラム。お土産的な商品でここまでボリューミーなのはめずらしいかも。カロリーは圧巻の700kcalオーバー……。
あと一般的なカップ焼きそばよりも麺が茶色っぽい気がしますな。
そしてソースを混ぜてから削り粉を振りかけてみたのですが……
削り粉が袋から出てくる出てくる……! とんでもない量が入ってました。鰹節の香りが周囲に広がってきます。なにかとエッジが効いてていい感じですぞ。
というわけで実食。ソースは濃厚で麺も太いからしっかりコシがあるし、削り粉もしっかり存在を主張してきてウマいウマい。見事に高いレベルでまとまっています。
ところがどっこい。ひとつだけどうしても物足りない点が。肉かすの油っぽいジャンクさが足りないなと思ったら、よく見るとこれ肉かすじゃなくてただの豚肉かも……。
そもそも肉かすとは豚肉からラードを絞ったあとに残ったものを油で揚げて作るなんともジャンクなもの。ザクフニャッとした食感のアクセントと、油によるまろやかさをプラスしてくれる、富士宮やきそばには絶対欠かせない食材なのです。それを普通の豚肉に置き換えちゃったら、それはただの焼きそばじゃねえか……!!
普通の焼きそばとしては食べ応えもあるし文句なしでウマいけど、削り粉だけで富士宮やきそばだと名乗るのはちょっと納得いかない。これは富士宮やきそばではない。ファッション富士宮やきそばである。惜しいなあ。
評価:★★★★
-
前の記事
【祝】1月12日で『世界一美味しい「どん二郎」の作り方』発売1周年!! 誕生日おめでとう!! 2019.01.12
-
次の記事
【カップの麺ぜんぶ食う】第29回 ニュータッチ 凄麺 喜多方ラーメン ★3 2019.01.13