【カップの麺ぜんぶ食う】第45回 マルちゃん やきそば弁当 たらこ味バター風味 ★3 | 健全なホームページ

【カップの麺ぜんぶ食う】第45回 マルちゃん やきそば弁当 たらこ味バター風味 ★3

        【カップの麺ぜんぶ食う】第45回 マルちゃん やきそば弁当 たらこ味バター風味 ★3
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マルちゃん やきそば弁当 たらこ味バター風味
調理時間 3分
麺 90g
熱量 560kcal
炭水化物 60.4g
食塩相当量 5.1g

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北海道のカップ焼きそばといえば「やきそば弁当」。意外とたくさん種類があるんですよね。たらこバター味ははじめて見た。しかもなぜかさいたま市で。そんなの買うっきゃないでしょ。


やきそば弁当もBAGOOONと同様にスープが入っているのが特徴。どっちもマルちゃんという共通点もありますが、それ以上に寒い地域での限定販売というのが大きいのでしょう。スープで温まりたいもんね。かの有名な水野晴郎氏もシベリア超特急1で「ボルシチも結構うまかったぞ。おかげで体も温まった」って言ってますしね。

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ただ、BAGOOONとやきそば弁当の決定的な違いは、やきそば弁当のスープは湯切り湯を使うことを推奨されているということ。麺の油がちょっと入って味がまろやかになるんですよね。

ちなみに、カップ焼きそばの湯切り湯を使ってカップヌードルを作るとウマい!というレシピは『世界一美味しい「どん二郎」の作り方』にも掲載しています。ネットで書いたときは江川達也さんなんかも反応してくれてましたね。。

さて、やきそば弁当のレビューに戻ります。


というわけでフタの中にはスープのほかに、粉末ソースとオイル、ふりかけが入っていました。麺は一般的なカップ焼きそばより白い気がする。やきそば弁当シリーズはみんなこんな感じだったっけな……?


熱湯を注いで3分後。湯切り湯を使ってスープを作り、あとは湯切った麺にソースなどを混ぜて仕上げなのですが……


なんと、かやくは一切なし! プライベートブランドの格安カップ焼きそばでも気持ち程度のキャベツが入ってたりするのに、完全にゼロなのはむしろ清々しくて好感が持てます。大胆だなあ。


湯切りを終えた麺に粉末スープとオイルを混ぜ、ふりかけをかけて完成。オイルはバターの風味が強く、混ぜた瞬間にいい香りが広がったのが印象的でした。


早速食べてみましたが……やっぱりこれ、焼きそばっていうかたらこスパゲッティだよね? ふりかけとして「あおさ」をかけることで無理やり焼きそばの世界に引きずり込もうとしている意志は感じましたが、キャベツとか肉もないからやっぱりパスタとしか思えない。とにかく焼きそば感が薄いのです。

とはいえ、味は決して悪いわけではなく、たらことバターの風味のバランスはお見事な感じ。ただ食べてて何か違和感と物足りなさがつきまとってしまう。それがちょっぴりもったいない。

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しかもスープも味は悪くないのに、具は細か~いネギがかろうじて浮かんでいる程度。ここまで細かく刻まれてるネギははじめて見たかも……。

こんな感じだと、はじめて食べた北海道料理がこの「やきそば弁当たらこ味バター風味」だった、なんていう人がもしいたら、「北海道の人は麺料理に具を入れないんだなあ」って思われちゃうかもしれない。まーそんな人はいないとは思うけど。

そんな感じで全体的に何かと惜しい一品でした。でも「たらこバター味」のカップ焼きそばなんて珍しいし、バターが北海道を連想されるっちゃさせるので、北海道土産としてはおすすめできるかも。カップ焼きそばは荷物かさばるけどね。

評価:★★★

 

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