【レポート】料理研究家たちによるJ-POPとオリジナルフード&ドリンクの狂宴『やみつき!J-POPナイト』無事に終幕! / リュウジ×野島慎一郎×ディスク百合おん #やみつきJPOPナイト
- 2019.05.26
- 日記 音楽
- ディスク百合おん, 野島慎一郎, リュウジ, イベント, レポート, DJ, J-POP, やみつき!J-POPナイト, ROCK CAFE LOFT is your room

リロードするたびにフォロワーが増える、Twitterで大人気の料理研究家・リュウジさん。本業ナードコアミュージシャン&8cmシングルCD縛りDJでありながら、コンビニかけ合わせグルメ本も出版したディスク百合おんさん。そして週刊プレイボーイで『激ウマ!! バカレシピ研究所』を連載中の僕(野島慎一郎)という3人が某テレビ番組収録で顔を合わせたのは今年3月のこと。朝から夜まで続いた長丁場の撮影を終え、3人の料理研究家が居酒屋に移動すると、話に大きな花を咲かせたのは料理の話題ではなくなぜかJ-POPの話題でした。
その場でディスク百合おんさんが新宿のライブハウス『ROCK CAFE LOFT』の店長と連絡を取り、勢いで開催が決まったJ-POP DJイベント。それが『やみつき! J-POPナイト』なのです。
【イベント告知】5/13(月)リュウジ×野島慎一郎×ディスク百合おん「やみつき!J-POPナイト」開催!! @ROCK CAFE LOFT is your room
ディスク百合おんさんは本業ミュージシャンなので無問題ですが、僕もちゃんとした会場でDJをするのは初めて。リュウジさんに至ってはイベントのオーガナイザーを務めたことはあるものの、DJ自体は完全未経験。しかもリュウジさんはもちろん多忙を極め、スマートフォンにDJアプリをインストールしたのはイベント開催の数日前という状況。前売りチケットもなかなか売れず、不安ばかりが募る中でイベント当日を迎えましたが、フタを開けてみれば実に幸せなひとときとなりました。
さらにこの日はプロカメラマンの田中正清さんが写真と動画をガッツリ撮影してくださったので、当日のSNS投稿を交えつつ、レポートとして記録しておきます。
ウォーミングアップを始めます pic.twitter.com/J20Hg19bv7
— Shinichiro Nojima|野島慎一郎 (@aochins8) May 13, 2019
ぽいやつ!#やみつきJPOPナイト pic.twitter.com/QimzpUAU6s
— Shinichiro Nojima|野島慎一郎 (@aochins8) May 13, 2019
イベント当日。僕とディスク百合おんさんはオープン1時間前に会場入り。リュウジさんはギリギリまで打ち合わせをしてから合流するという「さすが、超売れっ子!」なスケジュールでした。そして店頭には“ぽいやつ“が飾られ、時刻は開場時刻の19時に。定刻通り『やみつき!J-POPナイト』がスタート!
するかと思いきや……。
ディスク百合おんさんが先陣を切ってイベントが始まったものの、開演の時点で来場者はゼロ。これは開場時刻と同時に開演となるタイムスケジュールの宿命なのです。
つらい役回りを率先して引き受けることになったディスク百合おんさんですが、そんな中でも巧みに8cmシングルを繋ぎ、少しずつお客さんが集まり始めたフロアを温めていきます。
宇多田ヒカルを踊りながらかけるディスク百合おん pic.twitter.com/5DrrXdRjhL
— FJK (@debiruneko) May 13, 2019
ディスク百合おんさんが30分回し終えたところで、早い時間からご来場いただいたお客様にご挨拶。この日はせっかく料理に携わっている3人が集まるんだからってことで、当日限定のフード&ドリンクを多数用意していたので、そちらの紹介などもおこないました。オリジナルメニューはいろいろな方に飲み食いしていただけたようでありがたい限り!
<リュウジ考案メニュー>
ブルーアイズホワイトドラゴン
納豆コールスロー
<野島慎一郎考案メニュー>
大根おろしレモンサワー
きちがいモヒート
コーンスープぶっかけペヤング
<ディスク百合おん考案メニュー>
マーマレード酎ハイ
黒豆ポテサラ クラッカー添え
百合おんさんの黒豆ポテサラ〜!
#やみつきJPOPナイト pic.twitter.com/zrrwr9UpJX— ラーメン大好き♡文月 * fuzu (@men_fuzuk1) May 13, 2019
ディスク百合おんの考案メニューおいしい pic.twitter.com/p3dqGLI6yh
— FJK (@debiruneko) May 13, 2019
ほかのお客さんが頼んでた
きちがいモヒート!!
においからしてヤバかったw#やみつきJPOPナイト pic.twitter.com/IxrDAfbLWv— ラーメン大好き♡文月 * fuzu (@men_fuzuk1) May 13, 2019
こちらは僕考案の「コーンスープぶっかけペヤング」。こんなの食べながらDJイベントに参加する機会なんてまずないよなあ。
メニューの紹介を終え、続いては僕がDJを担当。ドン・キホーテのテーマソング『ミラクルショッピング』からスタート(J-POPなのかどうかは微妙)し、とびっきりの猫背でiPadをいじりつつ曲を繋いでいきます。
うまいぞ!#やみつきJPOPナイト pic.twitter.com/7Aop7WfIDf
— ラーメン大好き♡文月 * fuzu (@men_fuzuk1) May 13, 2019
最後はEAST END × YURIとWEST END × YUKIの曲をかけまくって1回目の出番が終了となったのですが、ここでアクシデントが勃発。3番手のリュウジさんの会場入りが間に合わず、再びディスク百合おんさんと僕で場を繋ぐことに。
「ミュージックステーションでt.A.T.u.が出てこなかったときのタモリさんの気分だ」と言ってミッシェル・ガン・エレファントの曲をかけたりかけなかったり。音源があればリュウジさんが到着するまで24時間テレビ風にZARDの『負けないで』をかけてもよかったな。
そんなこんなで場を繋いでいるとついにリュウジさんが会場入り! そのままぶっつけ本番でリュウジさんのDJタイムに突入しました。リュウジさんは数日前にDJアプリを入れたばかりとは思えないプレイを披露! さすが何をやってもセンス抜群ですな! 選曲からもビシビシとJ-POP愛が伝わってきます。
リュウジさん @ore825 イケメン! pic.twitter.com/jR4bNU7WT3
— FJK (@debiruneko) May 13, 2019
#やみつきJPOPナイト pic.twitter.com/DjrfSJXbRU
— Shinichiro Nojima|野島慎一郎 (@aochins8) May 25, 2019
そしてリュウジさんの1周目が終わったところで、ようやく全員揃って乾杯~! 残業を終えたお客さんも集まり始め、会場はかなり盛り上がってきました。ここから『やみつき!J-POPナイト』は2周目に突入。魔界村と『やみつき!J-POPナイト』は2周目からが本番なのです。
ディスク百合おんさんはブラック・ビスケッツのデビュー曲『スタミナ』を2周目の1曲目にチョイス。その後もシャ乱Qの『ズルい女』などのキラーチューンを畳み掛け、時にはマイクを片手に熱唱しながら会場を盛り上げます。
リュウジさん考案ドリンク「ブルーアイズホワイトドラゴン」を片手に。
ディスク百合おんさん考案ドリンク「マーマレード酎ハイ」のバックで昇天するディスク百合おんさん。
8cmシングルが発売されていたのは1990年代が中心。ゆえにディスク百合おんさんの選曲は必然的にその年代の楽曲に絞られるわけですが、1990年代というのはJ-POPが最も売れていた時期。知ってる曲ばかりがフロアに流れ、イントロが流れた瞬間に湧き上がる悲鳴のような歓声。そしてサビではみんなで大合唱! ここはなんてピースフルな空間なのでしょう……!!
最後はV6の『愛なんだ』で締める、完璧すぎる30分となりました。
続いて飲酒過多で手元がおぼつかなくなったDJ猫背こと僕が二度目の登場。せっかく盛り上がりのピークでバトンを受け取ったのに、あえて1曲目に森山直太朗の『うんこ』を流して会場の盛り上がりを一旦リセットするという暴挙からスタートします。何人か「あ、うんこだ!」と気づいていたようでよかった。
その後は幽遊白書の『微笑みの爆弾』、小沢健二の『強い気持ち・強い愛』、SMAPの『ダイナマイト』などを繋いでいると、出番を終えたディスク百合おんさんがマイクを片手に賑やかし。会場はすごい盛り上がりに……!
先日の #やみつきJPOPナイト の様子を動画で。
カメラマンの田中正清さん(@tanakamasakiyo)がガッツリ写真&動画を撮影してくれてた。ありがたき幸せ! pic.twitter.com/XJn1208VTW
— Shinichiro Nojima|野島慎一郎 (@aochins8) May 16, 2019
すっかり気持ちよくなりすぎた僕はハリウッドザコシショウの『誇張しすぎた野々村議員』まで披露する始末。最後はTM Netweokの『Get Wild ’89』で締めました。新宿の真ん中で浴びるゲッワイは最高でしたな~!
そしてバトンはついに2周目のDJリュウジへと渡ります。出番を終えた僕とディスク百合おんさんはサポートという名目の賑やかし!
1回目の出番を終え、2回目の出番までの間の1時間で浴びるように飲酒したリュウジさんは完璧に出来上がってしまっていましたが、それもまたよし。J-POP好きで酒も好きだったら、酒のペースが上がるのも当然っしょ!
ポルノグラフィティの『ヒトリノ夜』から始まったリュウジさんのDJタイムは、90年代からの選曲が多かった野島&ディスク百合おんとは異なり2000年代~2010年代の楽曲も積極的に投下! 3人ともJ-POP好きという共通点はあれど、それぞれの選曲は方向性が違う結果に。同じバンドメンバーだったら音楽性の違いによって解散待ったなし! でもこの日は方向性が違うことが大きくプラスに作用していました。
リュウジさんが30分回し終えると、最後は終演時間いっぱいまで3人がDJブースに並んで1曲ずつ交代で曲を流し続ける「B2B」のスタイルに突入! 1曲流れるごとに「ああー!!」という歓声が会場に響き渡ります。気がつくと月曜22時過ぎでも会場に残ってくれていたのは同年代のお客さんばかり。みんな同じような曲を聞いて育ってきた者同士なのです。
最後はリュウジさんが「もうかける曲ない」と言いながら流した、令和の歌姫・あいみょんの『愛を伝えたいだとか』が響き渡るなかで制限時間いっぱいに。ディスク百合おんさんが「お前らもう帰れー!」と客席を一喝し、記念写真を撮影して『やみつき!J-POPナイト』は終幕。本当に楽しかった……!
ちなみにリュウジさんは「めっちゃ楽しかった!」と何度も繰り返しながら、L’Arc~en~Cielの『DIVE TO BLUE』を熱唱しつつ、往年のヴィジュアル系ロックバンドのヴォーカリストのように体をくねらせながらの千鳥足で新宿の闇に消えていきました。
めちゃくちゃいい写真 pic.twitter.com/WXev7rRDlP
— FJK (@debiruneko) May 13, 2019
またできれば夏の終わりくらいにやりたいという話も出ていますので、次回があればぜひまたみんなの大好きなJ-POPでワイワイやりましょう。その日までしっかり練習しておきます。ご来場の皆さま本当にありがとうございました!!
写真撮影:田中正清
■1周目
ミラクルショッピング(ドン・キホーテのテーマ)/田中マイミ
Let yourself go, Let myself go/Dragon Asn
ONE/RIP SLYME
Man & Woman/MY LITTLE LOVER
ドアをノックするのは誰だ?/小沢健二
大スキ!/広末涼子
キラキラ/aiko
AM11:00/HY
BABY BABY BABY/真心ブラザーズ
丸の内サディスティック/椎名林檎
愛の言霊/サザンオールスターズ
SUN/星野源
DA.YO.NE/EAST END × YURI
SO.YA.NA/WEST END × YUKI
MAICCA~まいっか/EAST END × YURI
いい感じ やな感じ/EAST END × YURI
■2周目
うんこ/森山直太朗
Strobolights/スーパーカー
虹/電気グルーヴ
東京は夜の七時~the night is still young~/ピチカート・ファイヴ
明日、春が来たら/松たか子
微笑みの爆弾/馬渡松子
強い気持ち・強い愛/小沢健二
ダイナマイト/SMAP
GALAXY/RIP SLYME
愛のしるし/PUFFY
Get Wild ’89/TM NETWORK
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