【カップの麺ぜんぶ食う】第51回 日清食品 カップヌードル ★4
日清食品 カップヌードル
調理時間 3分
麺 65g
熱量 353kcal
炭水化物 43.4g
食塩相当量 4.9g
王道にして大正義。インスタントラーメンの原点がチキンラーメンなら、カップラーメンはこのカップヌードルであります。だがしかし、僕はあえて星4つをつけたい。
もちろんカップヌードルが持つ歴史にはリスペクトしかないし、味は完全に完成され、ひとつのジャンルを築いていると思ってます。しかし、よりオリジナリティが強いシーフードヌードル、カレーヌードル、チリトマトヌードルと比べると、どうしてもオーソドックスな醤油ラーメンに近いところで完成されているため、昨今の数多あるハイレベルなカップラーメンと味を比較してしまうわけです。
カップヌードルの具はシュリンプ、肉、玉子、ねぎで構成されているのはずっと変わってないし、お湯を注いで3分で食べられるのももちろん変わらず。いわゆる昔ながらのファンをすごく大切にしている商品なのです。
でも本当に昔ながらな「チキンラーメン」とは違って、割りとわかりやすいレベルでプチリニューアルを繰り返しているのがカップヌードル。
カップヌードルといえば「謎肉」ですが、実は現在のカップヌードルは謎肉と「コロチャー」の合盛りになっているんですな。個人的には謎肉だけのほうがカップヌードルらしくていいんじゃないかと思うけど。
熱湯を注いで3分経過するとこんな感じ。改めて観察すると、カップヌードルは具が多くていいですな。シュリンプがそのまま入ってるカップ麺って意外と他にはない。
単体で食べるのは結構久しぶりだったけど、改めて食べてみると、カップヌードルはカップラーメンを食べたいときではなく、カップヌードルを食べたいときに食べるものだなと思いましたね。やっぱり、カップラーメン、カップうどん、カップ焼きそばと並ぶひとつのジャンルとして「カップヌードル」なんだなと。
謎肉をコロチャーに一新させて大反発された過去なんかもあったけど、やっぱりファンがカップヌードルに求めるのは安定とか安心感、懐かしさなのでしょう。変にリニューアルすることなく、そのままの君でいてくださいという感じです。ちなみに個人的には、カップヌードルの新味がどんどん出てくる昨今の流れもあまり好きではなかったりします。
評価:★★★★
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