【カップの麺ぜんぶ食う】第181回 明星 のりたま焼うどん だし醤油味 ★5

明星 のりたま焼うどん だし醤油味
調理時間 5分
麺 90g
熱量 531kcal
炭水化物 68.9g
食塩相当量 4.2g
割とよく見かける明星と丸美屋のコラボ商品。調べたら2017年とかから売ってるみたい。
もうパッケージを見ての通り、うどんにだし醤油とのりたまをぶっかけただけの商品でしかないわけで。
これを食べたことない人も、脳内で味を想像したらそこからそうそうブレることはないはず。一口食べたら「まあこうなるよね」ってなる味だろうし、「焼きうどんと謳ってるけど焼き感は全然ないよな」ってなるのも間違いない。

中身もオーソドックスなカップうどんの麺にキャベツが入り、だし醤油とのりたまの小袋が入っているだけ。想像通りでしょ?
のりたまの量が極端に多すぎることもなければ、キャベツの量が少なすぎたりすることもない。そして余計なかやくは極力排除し、のりたまを真正面から迎え入れられるようにしているのでしょう。
とにかくシンプル。ゆえに家で冷凍うどんを茹でて、めんつゆとのりたまをかければ、それで十分とも思えちゃう。
ところが実際に食べてみると味は想像通りかもしれないけど、麺が抜群の相性の良さを発揮するのですよ。
カップうどんの麺は冷凍うどんと比べると太さがないしコシもない。フワッとブヨッとした独特の食感になっているわけです。これがもうのりたまとだし醤油と最高に合うの。
麺の優しい食感がのりたまとだし醤油による優しい味と一体化し、食べた人を優しく癒してくれるのですよ。ほかのどんなカップ麺よりも断然に優しい。まるで仏様のような、菩薩のような、聖母マリアのようなカップうどんなのです。
シンプルだからこそいいし、フライ麺のうどんだからこそいい。ものすごく絶妙なバランスで、ある意味ブランキージェットシティの3人のようにちょっとバランスが崩れたら崩壊しちゃいそうな繊細な関係で、麺+醤油+のりたまの関係が成り立っているのです。
味は想像できるけど、その想像を遥かに超えて繊細で優しい。アートのようなカップうどんなのでございます。文句なしで星5つです。
評価:★★★★★
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