【カップの麺ぜんぶ食う】第80回 マルちゃん バリうまごぼ天うどん ★3
マルちゃん バリうまごぼ天うどん
調理時間 5分
麺 66g
熱量 412kcal
炭水化物 52.3g
食塩相当量 5.1g
マルちゃんの赤いきつね・緑のたぬきには実は派生品がたくさんあるのですが、そのなかのひとつとして存在している九州限定の「ごぼ天うどん」。九州のうどんといえばごぼうの天ぷらが定番ですからねえ。
こちらは九州で買うかネットで買うかしないと基本的には入手できないのですが、たまたま地元で販売されていたので迷わず購入しました。
フタを開けるとかやくはすでに開封済みで、粉末スープと唐辛子が入っているという赤いきつねスタイルなのですが、メインのかやくであるごぼ天の量にびっくり。
麺が覆い隠されるレベルでたっぷりとごぼ天が入っています。これは嬉しい。でも開封済みということはこの上から熱湯を注ぐということ。後のせスタイルじゃないのか。
そして熱湯を注ぎ待つこと5分。再びフタを開けると、案の定ごぼ天はシナシナに。パッケージの写真とは大違い。
まずごぼ天から食べてみようとすると、衣がズルむけになってしまいました。後のせにしていたら回避できたのに残念すぎるだろ……。
でもごぼうそのものの味は秀逸。カップ麺にごぼうってなかなか入ってないけど、こんなにいい風味がするんだなあと驚きました。それだけに余計に“ごぼ天”として食べられないのが悔しい。ごぼ天うどんではなくごぼううどんになってしまっている。
つゆは透明度が高く、関西風のだしが強めな味になっていて、これも非常にうまい。カツオ+昆布+サバを使ったこだわりのつゆという触れ込みだったけど、十分にそのこだわりを感じられるクオリティ。
麺は赤いきつねのうどんと同じだと思うけど、どん兵衛と比べるとやや柔らかめな印象。でももともと博多のうどんは柔らかかったりするので、ある意味雰囲気は出ていていいのかもしれない。
しかしだ。食べ進めていくとどんどんごぼ天の衣が剥がれ、最終的にはスープがドロドロで油っぽくなってしまうのはかなり好みが分かれるところかと。ごぼ天が大量に入っているからこそ起きてしまう現象。これはこれで好きだという人も多いだろうけど、個人的にはちょっと重さを感じてしまって微妙だったなあ。せっかくスープが美味しいんだから油っぽくさせずに飲みたかった。
ごぼ天は美味しいけどドロドロになるのがただただ惜しい。次食べるときはごぼ天をフタの上に取り出し、後のせスタイルにして食べてみようと思います。それだけで印象がかなり変わりそうな予感。
評価:★★★
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