【カップの麺ぜんぶ食う】第214回 ニュータッチ 凄麺 静岡焼津かつおラーメン ★5 | 健全なホームページ

【カップの麺ぜんぶ食う】第214回 ニュータッチ 凄麺 静岡焼津かつおラーメン ★5

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ニュータッチ 凄麺 静岡焼津かつおラーメン
調理時間 5分
麺 60g
熱量 367kcal
炭水化物 54.4g
食塩相当量 7.1g

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毎度毎度完成度の高さに驚かされるニュータッチの凄麺シリーズから静岡焼津かつおラーメンをいただきました。……かつおラーメン?

静岡の焼津は確かにかつおをはじめ海産物が有名だし、何回か旅行で行ったことがあるけどすごく好きな街。でもかつおラーメンなんて一度も食べたことがないや。


そもそもかつおとラーメンが合うならもっと全国で食べられるようになってるだろうし、観光地のご当地ソフトクリームのような感覚で作られたラーメンなんじゃないかなと。

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どうもいまいちピンとこないかつおラーメンでしたが、そんな題材にも本気で臨むのがニュータッチの凄麺シリーズ。容器を開けると美しく繊細なノンフライ麺のほかに、かやく、液体スープ、調味油、かつおぶしという4つの小袋が入っていました。


熱湯を注いで5分で麺が戻り、スープやかつおぶしなどをいれて整った様子がこちら。見た目はオーソドックスな中華そばにかつおぶしをたっぷり載せただけのように見えますな。

一応スープは豚骨エキスと醤油をベースに3種の魚介と焼津産のかつおぶしを効かせているとのこと。かつおにスポットライトを当てた魚介豚骨ラーメンといったところなのでしょうか。


で、食べてみるとこれがまあ繊細でお上品な味。麺がスベスベで舌触りがいいので余計にそう感じるのかもしれない。この辺は本当に凄麺シリーズの凄みを感じるところで、上手に丼とかに盛りつけたら普通のラーメンとして店で出せちゃいそうなクオリティなんだよなあ。

麺だけじゃなくて肉厚なチャーシューもうまいし、メンマもちゃんと味がついてて存在感がある。カップラーメンを食べているという罪悪感や後ろめたさみたいなものはかなり薄まりますね。


スープはわかりやすくかつおベースの醤油味なんですが、良くも悪くも濃厚な煮干しラーメンなどのようなエグみは全然なくてとっても食べやすい。魚介豚骨スープのつけ麺を食べたあとにかつおだしでスープ割りしたような優しい味なんですよ。後味で口の中に広がるかつおの風味が気持ちいい。

これがぶっちぎりでウマいのかどうかと問われると、「そもそもかつおラーメンってどうなの?」という話になってくるだけであって、かつおラーメンをカップラーメンで表現したという点で評価すればこれはもう満点なのではないでしょうか。

実際に食べてみて「これがかつおラーメンか。これだったら普通の醤油ラーメンでいいや」と判断する人はたくさんいると思うけど、これを食べておけばかつおラーメンを知れる。そのくらい完成度の高い一杯だと感じました。

評価:★★★★★

追記

実際につけ麺アレンジをしてみましたが思惑通り抜群に美味しくなりました。超おすすめです!

 

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