【カップの麺ぜんぶ食う】第447回 サンヨー食品 ビャンビャン麺 西安式旨辛麺 ★5

サンヨー食品 ビャンビャン麺 西安式旨辛麺
調理時間　4分
麺　70g
熱量　392kcal
炭水化物　57.4g
食塩相当量　4.5g

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まさかビャンビャン麺のカップ麺が誕生するとは。たまげたなあ！　サンヨー食品から「ビャンビャン麺 西安式旨辛麺」が発売されたので食べてみましたよ。

近くに寄ってみると確かに幅広。以前に食べた山梨土産のほうとうカップ麺ほどじゃないですが、まあそれは特例オブ特例。ちなみに幅広のノンフライ麺でも待ち時間が4分だったりするように、麺の厚さ自体は薄くなっているのも注目ポイントですな。

というわけで熱湯を注いで4分待ち、湯切りして調味だれとあといれ特製スープを混ぜたら完成。黒酢系のあまりツンとしない香りが漂ってきます。こいつをズルズルズルといただいてみると……麺、長っ！！

麺の幅広さよりも麺の長さに驚いちゃいましたよ。1〜2本ずつ食べないと口の中が麺でいっぱいになっちゃいそうなくらいに長い。

そして麺は薄めかつ幅広ということもあってフワッとした優しい食感。そこにしっかりタレが絡みついてくるわけですが、程よい酸味の中に主張強めな辛味があり、だけどただすっぱ辛いだけでなく旨味もあり、なかなかどうしてヤミツキ系の味に仕上がっているじゃあないですか。おいおい、これは素晴らしくウマいぞ……！！

麺の量はノンフライ麺で70gだけど、幅広で長いということは面積が広いということ。お湯をかなり吸収するのか食べごたえもかなりあるし、脇役のミンチ肉もスパイシーな味付けでいい感じに麺の引き立て役になってるし、文句のつけどころが一切ないですな。ただただ素晴らしい！

ビャンビャン麺を商品化させようと企画した開発陣も見事だし、ここまでカップ麺として優秀な状態に仕上げたのもすごい。天下一品のカップ麺もしかり、サンヨー食品のカップ麺は近年進化がめざましすぎる！　こりゃあ晩年に覚醒したベテラン選手の和田一浩みたいになる可能性があるぞ。

今後ますます注目していきたいなあ。ごちそうさまでしたー！

評価：★★★★★

サンヨー食品のカップビャンビャン麺、すごかった！！よくこれを商品化しようと思ったなあ。幅広い麺はもちろん最高だけど味も素晴らしかった！ビャンビャン！！#カップの麺ぜんぶ食う pic.twitter.com/LoTxv3lzmi

— 野島慎一郎｜B級フード研究家・ライター (@aochins8) April 15, 2022

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