【カップの麺ぜんぶ食う】第386回 サンヨー食品 名店の味 天下一品 京都濃厚鶏白湯 ★5 | 健全なホームページ

【カップの麺ぜんぶ食う】第386回 サンヨー食品 名店の味 天下一品 京都濃厚鶏白湯 ★5

        【カップの麺ぜんぶ食う】第386回 サンヨー食品 名店の味 天下一品 京都濃厚鶏白湯 ★5
+2

サンヨー食品 名店の味 天下一品 京都濃厚鶏白湯
調理時間 4分
麺 75g
熱量 492kcal
炭水化物 68.1g
食塩相当量 8.1g

カップ麺オブ・ザ・イヤー2018はこちら
カップ麺オブ・ザ・イヤー2019はこちら
カップ麺オブ・ザ・イヤー2020はこちら

日本を代表するラーメン屋のひとつ「天下一品」のカップラーメンがサンヨー食品から発売されて話題になっていました。もちろん食べてみましたよ!


でも天下一品のカップ麺と聞いてちょっと頭が痛くなったのも事実。それはやっぱり「一蘭」のカップラーメンのトラウマがあるから。

一蘭のカップラーメンは具なしで500円という強気の価格設定。それゆえに期待値も上がり、誰もがその高いハードルを飛び越すことなく撃沈。そしてネガティブなレビューばかりが増えていく地獄。あれは辛かった……。

天下一品の場合は300円もしない良心的な価格設定ではありますが、あのドロドロのこってりスープを期待して食べたファンたちが不満を漏らす未来しか浮かびません。さすがにカップ麺にあのスープの完全再現を期待するのは酷というものですよ……。

というわけで脳内では天下一品のことを思い浮かべながらも、天下一品とは別物として食べ進めていきたいなと思います。

Advertisement


開封すると粉末スープ、かやく、液体スープという王道の3袋。粉末スープも後入れなので要注意。


かやくは豚肉、メンマ、ネギという構成。ノンフライ麺はなかなか細め。天一に細麺ってイメージはなかったけど、どうだったっけな……?

熱湯を注いで4分待ち、スープを2袋入れたら完成です。


やっぱりさすがにあそこまでドロリとしたスープにはなりませんでした。でもとろみはあるし、香りはだいぶそれっぽい気がする。

で、ズルズルズルリと麺をすすってみると、再現度は置いといて、うまい!


麺は縮れもうねりも少なく、ツルツルとした食感がとてもいい感じ。きっとこの食感の再現にはこだわったんだろうなーと伝わってくるクオリティ。麺自体の味も小麦っぽさが強く、ほのかに甘味も感じる気がする。

そしてスープは鶏の旨味をベースに豚の要素もプラスされていて、ものすごくまろやか。麺との相性もバッチリ。これはレベルが高い!


さらに素晴らしいと思ったのは、かやくのメンマもさりげなくうまかったこと。カップ麺のメンマって乾燥しきっちゃって硬くなってるやつも多いんですけど、これはまるで生のメンマを使っているのかっていうくらいしっとりしてる。でっかいチャーシューもフレッシュなネギも入っていないカップ麺だからこそ、メンマの質感がいいと一気に全体が華やぐなあ〜。

毎日のように天下一品のラーメンを食べているような天一ラヴァーたちにはまあ物足りないでしょうけど、年に1回くらい無性に天一を食べたくなる程度の人ならこれで満足できちゃうんじゃないかな。僕なんかもそんな感じなんですけど、ズルリズルリと食べ進めて終盤戦を向かえる頃には、脳内にボヤーンと浮かんでいたこってりラーメンが鮮明になったもの!

これはぜひまた食べたいカップラーメン。一蘭カップ麺でトラウマを植え付けられた人にこそ食べてほしい一杯ですね。ごちそうさまでした〜!

評価:★★★★★

 

↓もしよければ下のいいねボタン()を押してください!
+2