【清瀬グルメ】24時間営業のラーメン屋「蝦夷」の名物カレーラーメンを食べたら瓶ビールの味がした
(2022年10月20日追記)
清瀬駅南口の駅前には昔から「らーめん蝦夷」というラーメン屋さんがあります。こちらなんと、清瀬で唯一24時間営業しているラーメン屋だったりします。
なもんで、清瀬で朝まで酒を飲んだ帰りは蝦夷でシメるのが定番中の定番。おもしろいのが清瀬駅南口にはスナックとか夜の店が多いので、そのスタッフたちも仕事後に蝦夷でメシを食べる習慣があるもんだから、午前5時〜6時に店の外まで並ぶほどのピークが来たりするんですよ。
そんなだからラーメンを食べつつゆっくり瓶ビールを飲む人も多く、回転も悪かったりするんだろうけど、まあなんつーか実に清瀬駅南口らしい店なんですね。もはや蝦夷のラーメンを食べずに清瀬駅南口は語れまい。
先日、そんな蝦夷にふらりと足を踏み入れてしまいました。本当に久しぶり。しかもランチタイムに入るのはもしかしたら初だったかも……?
平日昼なのに店内カウンターには瓶ビールですっかりできあがった常連さんが何人も。ちょうど会計を済ませた人は3000円とか払ってました。どんだけ飲んでんだよ。平日昼間に客単価3000円を叩き出すラーメン屋ってやべえな。
卓上にはメニューブックはなく、壁一面のメニューをチェック。シラフの状態でメニューを見るのも初の可能性大だったんですが、ランチ限定のメニューなんかもあったりしたのね。汁なし担々麺なんていう流行り物にも手を出しているとは。
でもまあ蝦夷に来てしまったのはいつも食べていたメニューが無性に食べたくなったから。やっぱり蝦夷といえばカレーラーメンなのです。
蝦夷のカレーラーメン(700円)
きたきた。これが蝦夷のカレーラーメン。カレースープに炒めタマネギがたっぷり。友達がみんな蝦夷ではカレーラーメンを食べてたから釣られて食べるようになったやつなんだけど、飲んだあとの体に染み渡る優しい家庭的なカレー味なんですよね。
で、久々にスープから口をつけてみると……あれっ、頭に浮かんできたのは瓶ビールだ。店内に昼から飲んでいる常連さんがいるという雰囲気も相まって、脳みそは完全に飲んだあとのシメの一杯with瓶ビールの記憶を思い出してしまっている……!
これは本当に不思議な感覚だったなあ。カレーラーメンを食べてるのになんだかほろ酔い気分になってしまいそうだった。たぶんカレーラーメンの味が地元で朝まで飲んでいた頃からまったく変わってないからこそ蘇ってきた記憶。あるいは常連さんが飲みまくっていたせいで、店内に気化したアルコールが充満していて本当に酔ってしまったか。
聞けばコロナ禍においてはさすがの蝦夷も24時間営業は取りやめていたそう。朝まで自由に飲み歩けたコロナ前の美しさも思い出してしまい、カレーラーメンを食べながらノスタルジーに浸ってしまったよ。
最近の人気ラーメン店の研ぎ澄まされたラーメンたちとは違い、蝦夷のカレーラーメンは昭和の空気をそのまま令和に連れてきたかのようなラーメン。完成度は決して高くないけど、でもそれがいい。優しくて、家庭的で、懐かしいラーメンなのです。次はやっぱりトッピングで瓶ビールを頼まないとな。
店舗情報
らーめん蝦夷
住所: 東京都清瀬市松山1-4-3
営業時間: 24時間営業(現在は時短中)
定休日: なし
もつ煮込みもうまかったのです
-
前の記事
【カップの麺ぜんぶ食う】第394回 エースコック スーパーカップ大盛り キャンプ飯 豚塩味焼そば ★5 2021.12.18
-
次の記事
【カップの麺ぜんぶ食う】第395回 日清食品 けやき札幌味噌ラーメン ★5 2021.12.19