【カップの麺ぜんぶ食う】第358回 ニュータッチ 凄麺 酸辣湯麺の逸品 ★5
ニュータッチ 凄麺 酸辣湯麺の逸品
調理時間 4分
麺 60g
熱量 344kcal
炭水化物 61.4g
食塩相当量 7.4gカップ麺オブ・ザ・イヤー2018はこちら
カップ麺オブ・ザ・イヤー2019はこちら
カップ麺オブ・ザ・イヤー2020はこちら
ノンフライ麺カテゴリーの超優等生。ニュータッチの凄麺シリーズは完成度が高いのに価格はそんなに高くないという最強のカップ麺シリーズだったりするんですけど、今回はその「酸辣湯麺(スーラータンメン)の逸品」をいただきましたよ。ようやく買えたぜ。これも購入価格は200円くらいでした。安い!
酸辣湯麺は黒酢の酸味とラー油の辛味が本当にバランスよく配合されていないと途端にイマイチな感じになっちゃうし、土台となるスープも超重要。これをカップ麺で表現するのは非常に難しく、酸辣湯麺のカップ麺自体は平均点がかなり低めだと思うんですよね。
そこに真っ向から挑んでいくニュータッチの凄麺。マルちゃん正麺が事故を恐れて足を踏み入れない危険区域なのに、堂々と攻め込む姿勢にまずは乾杯!!
容器の中にはかやく、後入れ粉末スープ、後入れ液体スープの3袋。麺はかなりの細麺!
具材は豆腐がゴロゴロとあり、そのほかは卵、キクラゲ、チンゲン菜、唐辛子がチョロチョロと。
熱湯を注いで4分待ち、粉末スープを溶かしたらよくかき混ぜてとろみをつけ、液体スープを混ぜて完成となります。
早速食べてみましたが、まあほんとよくできてますよ。さすがの完成度。細くて繊細な麺にとろみのあるスープがどっぷり絡み、ツルツルのシコシコで気持ちがいい!
スープの酸味はエグみがなくマイルドテイスト。辛さは後味でピリピリッとするのが残る感覚はあるけど、レベルでいうとピリ辛程度。なかなか優しい味の酸辣湯麺ですね。
でもベースとなっているスープは旨味が凝縮されていてうまいし、これで正解。酸味が物足りなきゃ酢を足せばいいし、辛味が物足りなきゃラー油を足せばいい。麺とスープという土台がちゃんとしてるから、いくらでも自分好みに味を調整できちゃうわけですよ。
具は豆腐のホロホロとした食感が秀逸だし、少ないけどシャキシャキとしたチンゲン菜も絶妙なアクセントに。卵は細かいので食べている感覚は薄めだけど、とろみのあるスープと一体化してちゃんと麺に絡んでくる。
最初から最後までよくできてる。これならバッチリ酸辣湯麺欲を満たせますね。問題があるとすれば凄麺シリーズ全般に見られる傾向なんだけど、食塩相当量が多めなこと。今作は7.4g。塩分摂取を控えたいからスープを残したいけど、あと一口が止まらないというループに陥りがちなので、高血圧の人なんかはぜひご注意を。1回あたりの摂取量は抑えて、何杯も食べようじゃあないですか! ごちそうさまでした〜!
評価:★★★★★
-
前の記事
【カップの麺ぜんぶ食う】第357回 日清食品 辛豚ラ王 ★4 2021.09.01
-
次の記事
おやつカンパニーもタンパク質を気にする時代到来「プロテインスナック」はタンパク質20g配合よ 2021.09.07