【カップの麺ぜんぶ食う】第357回 日清食品 辛豚ラ王 ★4
日清食品 辛豚ラ王
調理時間 5分
麺 80g
熱量 483kcal
炭水化物 67.2g
食塩相当量 6.7gカップ麺オブ・ザ・イヤー2018はこちら
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豚ラ王シリーズの第3弾をいただきました。このシリーズは第1弾で答えが出ちゃっている気がするので、続編がすごく難しいと思うわけですよ。第2弾の豚ラ王キムチもイマイチだったし、一発屋芸人が二発目を出すのがいかに難しいかという話とよく似ている気がしますな。
第3弾はその名も「辛豚ラ王」。切り口としてはブームにも乗ってるしいい感じ。ただどうにも二郎系ラーメンが激辛ラーメンになるイメージができないので、食べる前は期待もあり不安もありという複雑な気持ちでした。
だけど販売価格は今作も約400円。これでマズかったら暴動レベルだ。おおあばれしてやるぞ!!
というわけでいざ開封。かやく、焼豚、液体スープに豚ラ王のアイデンティティ「アブラ増し袋」という小袋4袋構成。プラスチック削減なんてなんのその。小泉進次郎環境大臣がブチキレすっぞ!
麺はノンフライ麺と思えないほど荒々しくて極太。焼豚は肉厚。かやくには刻みニンニクも封入されています。ほとばしる緊張感。戦いの火蓋が切って落とされた!
熱湯を注いで5分。液体スープを混ぜたらアブラ増し袋を注入したら手早く写真撮影! アブラがすぐに溶けちゃうので豚ラ王の撮影はなかなか大変なのよ。
それにしてもお湯の分量が合っていたのか心配になるほど濃厚な赤茶色のスープ。辛そうだししょっぱそうだなあ、オイ!
そしてその味は見た目の通り辛くてしょっぱい!! 唐辛子系の辛さもなかなか強めだし、醤油もエッジが効いてるし、さらに刻みニンニクも刺激的。激辛ってわけではないけど、食べてると汗がダラダラ出てきちゃう。
一方で豚やアブラの存在感は辛さとしょっぱさに負けちゃってる感は否めない。まあ確かにフタに書かれている通りジャンキーな味ではあるのかもだけど、元祖豚ラ王のほうがニンニクアブラ大爆発って感じでジャンクだったかもしれない。
辛さにステータスを分け与えて流行りに乗ったおかげで少しお行儀がよくなっちゃったのかなあ。二郎系とは離れてしまったというか、豚ラ王らしさは薄れてしまった気がする。
とはいえ、麺の存在感はさすがだし、ワシワシとかっ食らう感覚は豚ラ王以外では味わえない。単純に完成度は高いですよ。味だけで判断するなら十分おいしくいただくことができました。
でもこいつは価格400円。豚ラ王っぽさが薄れているのもあるし、味によっぽどハマった人じゃないと満足感は得にくいかもな〜。個人的には元祖豚ラ王に唐辛子とかをガッツリ入れて食べたほうが満足できたかも。ごちそうさまでした〜!
評価:★★★★
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