マリーンズが好きでよかったと思える映画「MARINES DOCUMENTARY 2023 今日をチャンスに変える。」 | 健全なホームページ

マリーンズが好きでよかったと思える映画「MARINES DOCUMENTARY 2023 今日をチャンスに変える。」

        マリーンズが好きでよかったと思える映画「MARINES DOCUMENTARY 2023 今日をチャンスに変える。」
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「映画作ります!」という第一報を聞いたときはどうなることかと不安にしかならなかった、千葉ロッテマリーンズのドキュメンタリー映画「MARINES DOCUMENTARY 2023 今日をチャンスに変える。」を観てきましたよ。

結論から書くと、素晴らしくよかった……。

もちろん2023年シーズンの結果が2位と上々だったり、ドラマティックな展開やターニングポイントとなる試合が多かったことにも助けられているんだろうけど、ものすごくよかった……!

ここから下には感想を書きます

あまりネタバレにはならないようにしつつ感想を書いていこうと思います。とりあえず猫の写真でも挟んでおくか……。

内容はというと、少しだけチームの内部に切り込み、インタビューなどを交えたシーズン総括のドキュメンタリー映画。143試合+ポストシーズンを2時間程度の尺にまとめた作品となっていました。このフォーマットにまとめたのがすごくハマってた。

千葉ロッテマリーンズというチームは、ときどきとんでもなく魅力的な試合をするけど、シーズン全試合を見るとなかなかどうして、ストレスの溜まる試合を多くするチームでもあるんですよね。

とりあえずシーズン通してあまり点が入らず、好投したピッチャーを見殺しにすることも多々あるし、初回から点が入って喜んでたらその1点だけで終わることだって多々。とにかく打てない。

負け始めたらみんななかよく不振になって負のループから抜け出せなくなりがちだし、そんなときにはファン同士がSNSで揉めたりするのもつきもの。

マリーンズを応援し続けていると、そういうのを仕方ないと思える変な耐性がついちゃうんですよね。

日々そんなストレスを感じながらも、時折見せるスカッと爽快な試合に魅せられるからこそ、マリーンズファンはやめられないのです。

映画にすると魅力的なところだけ切り抜かれてストレスレス!

ところがどうでしょう。約2時間という枠の中でマリーンズのシーズンを総括すると、尺の関係もあって自然とマリーンズのいいところ、魅力的なところばかりがまとめられるわけですよ。

勝つべきところでしっかり勝ち、ファンの声援が球場の雰囲気を盛り上げる。負けまくった後半戦もサラッと流すから嫌な気分にならないし、もちろん藤岡の“幕張の奇跡”だって当然収録されてる。

そんな都合よく編集された作品を集中して観ていると「ああ、やっぱりマリーンズはいいチームだな……。マリーンズのことが好きだな……」と、しみじみ思わせてくれるわけです。

これはあれだ。マリーンズ愛と魅力を再確認するための映画なんだな。

改めて2024年シーズンも応援したくなったし、吉井理人という男が監督をしてくれているうちに優勝してほしい気持ちがものすごく強くなりましたよ。

あと、オリックスに負けたCSファイナルステージに一切触れない演出が、山王工業に勝った湘北高校みたいでよかった。笑

毎年作ってほしいし、12球団が作るようになってほしい

それにしても、WBCの映画も素晴らしかったし、野球とドキュメンタリー映画って相性がいいんだろなあ。

シーズンオフの退屈な時期にこういう映画をやってくれるってのは最高だったし、マリーンズのみならずプロ野球12球団の定番になっていってほしいですな。だって、他球団の映画も観てみたくなったもの。

とりあえずマリーンズだけでも毎年続けてほしい。売上が悪かったらやめちゃうかな。気になってるマリーンズファンは存続のためにもぜひ観に行っておこうな。実にいいものだから。

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