【カップの麺ぜんぶ食う】第239回 明星 麺神 旨 醤油×神太麺 ★4

明星 麺神 旨 醤油×神太麺
調理時間 5分
麺 70g
熱量 356kcal
炭水化物 63.6g
食塩相当量 6.5g
明星食品がなにやら気合を入れまくった新ブランドを展開してきましたよ。その名も麺の神と書いて“めがみ”! 袋麺とカップ麺の同時新発売という珍しいスタイルです。
とりあえずカップ麺の方から手を出してみましたよ。
それにしても麺神という商品名だけにとどまらず、「神太麺」だとか「神旨の一杯」だとか、神という単語の大安売り。戦闘力がインフレしまくったあとのドラゴンボールの世界かな?
「常識を超えた麺」とかも書いてあるし、とにかくハードルの上げ方がすさまじい……。

というわけで作り始めます。容器の中にかやくと粉末スープが開封済みで、フタの上に「神旨の一滴」という調味オイルがついていました。
確かに麺は太めではありますが、神っぽさは今のところわからない。お湯を注ぐ前に拝んでおいたほうがいいのかしら?
熱湯を注いで5分待ち、神旨オイルを垂らすとかなり本格的な魚介豚骨ラーメン系の香りが漂ってきました。こりゃあなかなかすごい。麺の上には油がプカプカと浮かび、背脂らしきものも散見できます。
そして“神太麺”をズイズイっと口に運んでみましたが、確かに麺は太いし、弾力がもっちりと強くて食べごたえ十分。カップ焼きそばや油そばならまだしも、カップラーメンでここまでの太麺を採用しているのはかなり珍しいんじゃないでしょうか。麺の重さは70グラムだけど、それ以上に食べた気分になれそう。
しかしそんな麺以上にすごいと思ったのは本格的なスープですね。透き通った醤油スープには豚の旨味が凝縮されていて、かといってこってりギトギトでもなくて食べやすい。これは満足度が高いですよ!
……だけどこれが神の領域に到達しているのかというと、やっぱりハードルを上げすぎている感は否めない。マルちゃん正麺とか日清ラ王とかと同じジャンルになるんだろうけど、それらと同格かもしれないけど少なくともぶっちぎりで上回ってるわけでもないんですよ。
それでいて本格的な麺とスープがあるのに具が小ぶりで寂しいっていうマイナスポイントもある。カップだと熱湯を注いで5分で食べられるから手っ取り早いけど、この麺とスープなら袋麺のほうで作って、具もちゃんと入れて食べるのが正解なんだろうな。
評価:★★★★
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