【清瀬グルメ】駅構内の老舗立ち食い蕎麦「狭山そば」が南口に移転 →座席ができて立ち食いじゃなくなる

清瀬駅構内にはずーっと昔から、北口に降りる階段の途中に「狭山そば」という立ち食い蕎麦屋があります。
僕が生まれた頃からあるから、少なくとも43年以上の営業のはず。超老舗です。
しばらく食べてなかったけど、子供の頃はだんごも売ってて、それをよく食べた記憶がありますし、蕎麦も立ち食い蕎麦フリークたちからの評判が上々だと聞いたことがあります。
狭山そばが南口に移転
ところがそんな「狭山そば」が今年9月に入って一時休業に。またしても老舗店が潰れてしまうのか!と心配しましたが、南口の入口にあった洋食屋が閉店して空きテナントになったことで、そこに移転することになったようです。
旧店舗はかなり狭かったし、昔からずっとやってたからキッチンとかの設備も老朽化したりしてたんだろうしなあ。
新店舗は洋食屋ができるときにリノベーションをしていたので、かなりキレイ。
なんと店内にはカウンター席とテーブル席が。立ち食い蕎麦じゃなくなってしまった!
でも座って食べられるに越したことはありません。女性の方や子連れの方など、いろんな人が入りやすくなったのはすごくよかったんじゃないかしら。
狭山そばのメニュー
メニューはこんな感じ。たぬきそば430円。だいたいのメニューはワンコイン以下だけど、500円を超えてくるものもあります。昔の立ち食い蕎麦のイメージだとちょっと高いけど、値上げ値上げのご時世だから仕方ない。
先日、YouTubeの飲み配信の翌日に朝から出かける予定があったので、一日越しのシメだと思って山菜そばを食べてみましたよ。
狭山そばの「山菜そば」(480円)
どうでしょう。これぞ東京の蕎麦だな〜って感じの、おつゆの色! 茶色が濃い!
関東民だと見慣れてるけど、醤油ドバドバな色に見えるから他の地域の人はビビっちゃうやつだよなー。
その味も結構しょっぱめで、ほんのりかつお出汁がきいているものの、フロントに立っているのはやはり醤油。富士そばよりも全然醤油がガッとくる。
でもその味をしっかり突き詰めているというか、「東京の蕎麦つゆといったらコレだよな」と納得できる味になってるんじゃないかしら。最近はこういう味の蕎麦を食べる機会も少なくなってきてたけど、いざ食べてみるとこれも全然あり。ちょっぴり懐かしくなってくる。
蕎麦は柔らかめだけどコシがないとかブヨブヨっていう感じではなく、そんなおつゆといい感じに一体になって口の中まで運ばれてきてくれる。山菜やわかめ、ネギのアクセントもよき。サラッと食べてしまったけど、うまかったー。
全メニューうどんも注文可能なので、今度はうどんでも食べてみよう。移転おめでとうございました!
ガッツリ二日酔いですが立ち食いそば食って飲みに出かけます pic.twitter.com/05LtCfhQ1G
— 野島慎一郎|B級フード研究家・ライター (@aochins8) October 21, 2023
店舗情報
狭山そば 清瀬駅店
住所: 東京都清瀬市元町1-2-4(清瀬駅南口)
営業時間: 7時〜20時(日曜祝日は19時まで)

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