【カップの麺ぜんぶ食う】第306回 セブンプレミアム 1/3本分のごぼう麺 トムヤム風スープ ★3 | 健全なホームページ

【カップの麺ぜんぶ食う】第306回 セブンプレミアム 1/3本分のごぼう麺 トムヤム風スープ ★3

        【カップの麺ぜんぶ食う】第306回 セブンプレミアム 1/3本分のごぼう麺 トムヤム風スープ ★3
+1

セブンプレミアム 1/3本分のごぼう麺 トムヤム風スープ
調理時間 3分
麺 16g
熱量 63kcal
炭水化物 9.2g
食塩相当量 2.1g

カップ麺オブ・ザ・イヤー2018はこちら
カップ麺オブ・ザ・イヤー2019はこちら
カップ麺オブ・ザ・イヤー2020はこちら

僕は「B級フード研究家」なんて名乗らせていただいてますけど、別に研究家に資格などありません。「私は研究家だ!」と言い切ってしまえば、誰がなんと言おうと研究家なわけですよ。


そこで登場するのがこちらの「ごぼう麺」。超異端児がセブンイレブンのカップ麺売場に陳列されていました。

ごぼう麺……これはごぼうを練り込んだ麺とかなのかな?

当サイトでは「カップの麺ぜんぶ食う」と銘打ってカップ麺レビューを書き連ねておりますが、これはカップ麺にカテゴライズしていいものなのかどうなのか。とりあえずセブンプレミアムの商品紹介ページを覗いてみましたよ。

お湯を入れるだけでカップ麺のように食べられるスープに仕立てました。

ふむふむ。カップ麺のように食べられるって書いてあるし、カップ麺ってことでいいか! というわけでごぼう麺の実食レビューでござーます。

Advertisement


紙容器の中には「かやく入り粉末スープ」と「ごぼう」の2袋。この時点ですでにキナ臭い。ごぼう麺じゃなくてごぼうなんだ……。

まずはごぼうの袋を容器にあけてみると……


はい。完全にごぼうですね、あなた。

パッケージの写真は麺っぽく見えるのに、これはどこからどう見てもただのごぼう。しかしそれでも公式サイトで「カップ麺のように食べられる」と言い切っているのだから、これは麺なのでしょう。ごぼう麺の世界は自由。なんだったら畑から掘り出したままのごぼうも細長いからごぼう麺と呼んじゃったっていいのかもしれない。


粉末スープも容器に入れ、熱湯を注いで3分待てば完成。別にごぼう麺は熱湯を吸収して膨らむこともなく、固まっていたものがただほぐれただけ。心が清らかでない人にはただのごぼうスープにしか見えませんが、これはごぼう麺。カップ麺なのです。


ただ、これが麺かどうかという話は一旦忘れ、純粋に食べ物として味わってみるとなかなかイケる。

ごぼうはシャキシャキしていて繊維をしっかり感じられる歯ごたえ。ごぼう独特の風味もちゃんと出てるし、トムヤムスープとの相性も意外だけどすごく合ってる。ちゃんと「ごぼうってうまいなあ」と思わせてくれますね。

小さな頃はごぼうなんて全然好きじゃなくて、オッサンになってからその魅力がわかってきたんだけど、幼少期にこれを食べていたらもう少し早くごぼうの魅力に気づけたかもな。


トムヤム風スープ自体もすごくいい味で、酸味と辛味のパワーバランスでいうと酸味のインパクトが強いけど、ちゃんとピリ辛感もあるし旨味もしっかり。ごぼう麺じゃなくて本物の麺を入れたくなる味。本物の麺が恋しくなる味だな。

あとはごぼう以外の具材も充実していたら嬉しいところ。本物のごぼうの魅力を感じられるごぼう麺に対し、海老っぽいもの(実際には卵白の加工品)とかネギがあまりにもカスカスすぎて寂しくなっちゃう。

スープとごぼう麺自体はすごく優秀なので、ダイエット中のおやつだったり、あくまでもスープとして食べるのが正解なんだろな。ごちそうさまでした〜。

評価:★★★

+1