【カップの麺ぜんぶ食う】第345回 日清食品 世界のカップヌードル シビれる花椒の火鍋ヌードル ★3 | 健全なホームページ

【カップの麺ぜんぶ食う】第345回 日清食品 世界のカップヌードル シビれる花椒の火鍋ヌードル ★3

        【カップの麺ぜんぶ食う】第345回 日清食品 世界のカップヌードル シビれる花椒の火鍋ヌードル ★3
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日清食品 世界のカップヌードル シビれる花椒の火鍋ヌードル
調理時間 3分
麺 60g
熱量 343kcal
炭水化物 44.8g
食塩相当量 5.0g

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今年の春頃に話題になった世界のカップヌードルシリーズの新作「シビれる花椒の火鍋ヌードル」をようやっと食べてみましたよ。完全に旬を逃した。

これは良くも悪くも味が想像できちゃって、意外性は薄そうだな〜とか思って後回し後回しにしてたら、もう夏! 今年は時間の流れが速い気がするな〜、オイ!


こちらはまあ火鍋とかいうとりますけど、結局は最近トレンドの唐辛子系の辛さに花椒の痺れをプラスしたラーメンということですよ。こんなのあまり外しようがないじゃない。しかも天下のカップヌードルブランドだぜ? スープも具も満足させてくれるに決まってる。

食べる前はそんなことを思ってました。

ちなみに今作、「辛さレベル」は3の「シビれレベル」は1とのこと。“シビれる”をプッシュしているようで意外にも控えめなんだな。

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というわけで開封、開封〜!! 具材の多さはさすがカップヌードル。ネギの緑色の部分がたっぷり使われています。もちろんカップヌードルのアイデンティティのひとつである謎肉もゴロリと。


熱湯を注いで3分で特製辣油を垂らしたら完成。見た目もバッチリ辛そうだ。辛い食べ物が苦手な人が相手ならこの見た目だけでノックアウトさせられそう。で、食べてみると見た目からの予想をさらに飛び越えてきた。結構辛いな〜!!

まあ辛さレベルとシビれレベルの数値が正確といえば正確なんだけど、花椒のシビれは本当にアクセント程度。唐辛子系の辛さがガツーンときて、次に広がるのは麺とスープの塩気。シビれは最後にフワッと広がる程度ですな。「シビれる花椒の〜」って商品名に期待した人は裏切られた気分になっちゃいそうだけど、「火鍋ヌードル」として味わえば結構本格的なスープになってるんじゃないかしら。


ただ、いくらスープが本格的とはいえ、火鍋だったら牛肉とか野菜とかをたっぷり食べたくなっちゃうわけですよ。そんな燃え上がる気持ちを迎え撃つのが乾燥ネギと謎肉というのはなんとも心許ない。キクラゲとかチンゲン菜はよく探さないと底に沈んだまま終わっちゃうくらいに細かいしなあ〜。

ネギがたくさん入っているのはお湯を注ぐ前から十分確認できていたんだけど、やっぱり生のネギじゃないとカスカス感が出ちゃう。あくまでも麺が主役だったらネギなんて乾燥ネギで事足りちゃうのかもだけど、火鍋という思い込みがあるとちょっぴり役不足感があるのは否めない。

謎肉もスープが本格的ゆえにちょっと浮いちゃってる感じもするしなあ。


そして麺ももちろんカップヌードル特有のビラビラ平打麺なわけですが、これもなんかミスマッチな気がする。この麺が合うのはカップ麺らしさを残したジャンク系スープだと思ってるんですが、このスープだったらもっと生麺に近い麺で食べたいと思っちゃうもの。スープの絡み自体は悪くないんですけどね。

スープがすごく本格的だからこそ、麺がカップヌードルである必要性が薄く感じてしまった。このスープを使いまわしていいからぜひラ王ブランドで出し直してみてほしい。ごちそうさまでした〜!

評価:★★★

 

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