【カップの麺ぜんぶ食う】第363回 日清食品 どん兵衛 鶏白湯うどん ★2
日清食品 どん兵衛 鶏白湯うどん
調理時間 5分
麺 66g
熱量 416kcal
炭水化物 49.0g
食塩相当量 4.5gカップ麺オブ・ザ・イヤー2018はこちら
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どん兵衛にはついつい厳しくなってしまう。今回は「鶏白湯うどん」を食べてみましたよ。
鶏白湯のどん兵衛なんて、ハマったら絶対ウマいよな〜と期待して手に取ってみたわけですが、具材ではなくつゆにステータスを振ったどん兵衛はどうも満足度が低くなりがちなんですよね。個人の感想ですが。
どん兵衛のあのジューシーな油揚げとか、ザクザクの天ぷらとかを抜いて、その分の予算でいくらつゆをプレミアムなものにしたとしても、やっぱり油揚げや天ぷらの満足感には届かないんですよ。今回はどうなることやら。
というわけで早速開封してみると、容器の中身は粉末スープと黄金鶏油の2袋。かやくはネギと鶏肉団子。つまるところ、油揚げや天ぷらが肉団子と鶏油に化けたというわけですよ。
そしてこちらが完成形。白濁したスープに黄金色の油がプカプカと浮かび、つゆのスペシャルな感じは出てますな。
で、ズルズルズル〜ッと麺をすすってみると、あれ……。なんだか味が薄く感じるぞ……?
お湯の分量を間違えてしまったのか、はたまた粉末スープを入れ忘れてしまったのかと思えるほど薄く感じてしまったのですが、さすがにそこまで耄碌はしてなさそう。
食塩相当量は4.5gと少ないわけじゃないし、つゆだけを飲んでみたらまろやかで塩気も感じられてうまかったし、飲んだあとに広がる鶏油の余韻もいい感じ。ってことは、単純に麺とつゆの相性がイマイチなのかなあ……。
もちろん麺はいつものどん兵衛うどんなので、プルプルでふわりとしていて安心できる食感。その麺に鶏白湯が乗ってこないで、鶏油ばかりが付着してきているのかしら。
思えばタンカーの事故が起こって重油がプカプカ浮かんでしまった海のニュースとか、重油まみれになった海鳥の映像が必ずセットで流れてくるもんな。それだけ油は主張が強い。もしかしたら黄金鶏油と鶏白湯も油が強すぎたせいで仲がイマイチだったのかもしれない。元は同じ鶏とはいえ相性が悪いこともあるだろうし。人間だって家族間で財産分与とかで揉めて、家族崩壊したりするもんな。
肉団子も5個くらいしか入ってなかったし、このくらいでどん兵衛に満足してもらっちゃ困る。大谷翔平に最後まで厳しいことしか言わなかった栗山監督のように、どん兵衛の新商品には厳しい目を向けながら食べていきたい。すみませんが今作はイマイチでした。ごちそうさまでした!
評価:★★
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