【カップの麺ぜんぶ食う】第336回 マルちゃん 裏QTTA こんがりしょうゆ味 ★4
マルちゃん 裏QTTA こんがりしょうゆ味
調理時間 3分
麺 66g
熱量 360kcal
炭水化物 47.9g
食塩相当量 3.9gカップ麺オブ・ザ・イヤー2018はこちら
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QTTAの裏メニューシリーズ「裏QTTA」のこんがりしょうゆ味を食べてみましたよ。ベーシックな醤油味に焦がしの要素をプラスしたという、まさに裏メニューらしい一品ですな。ゴーゴーカレーでトッピングチーズを炙ってもらうような感じ?
あとQTTAは味によって麺のタイプが違うというのもポイント。今作ではビラビラとした平打ち麺は採用されず、従来品よりも幅が細くて厚みのある麺になっています。
QTTAは一般的にはまだまだカップヌードルのまがい物的なイメージがあるんだろうけど、これはどちらかというと一般的なカップラーメン寄りですよ。
それでは実食。かやくはエビ、玉子、ネギあたりが入っているのは確認できると思いますが、ほかにもハナクソのように小さな鶏ひき肉と、麺っぽく見えますがタマネギも入っています。お湯を入れる前は全然わからん。カメレオンの擬態みたいだな。
熱湯を注いで3分で完成。味は焦がしの要素を上品に使った、マイルドでコク深い醤油ラーメンという感じ。
あまりしょっぱくないですし、「ほらほら、焦がした味がするでしょ?」というしつこい主張もない。後味でほのかに焦がし感が残るだけ。使い方が上手だな〜。
逆にいえば個性は薄くなっているのかもしれないけど、その分まとまってる。無難においしく感じられる人が多いんじゃないかしら。
麺は弾力がしっかりしていて、フライ麺だけど嫌な感じはなく、マイルドなスープとうまく中和してる。バランスはとてもいいですな〜!
難点があるとすれば具がちょっぴり寂しいこと。エビ、玉子、ネギ、ひき肉という構成の醤油ラーメンだと、麺のタイプが違ってもどうしてもカップヌードルが比較対象になってきちゃう。そしてカップヌードルはもっと具がゴロゴロと入っているんだよなあ。
結局価格帯は同じくらいだし、どっちの方が満足度が高いかと問われたら、やっぱりカップヌードルって答えちゃうかな〜。
シャキシャキとしたタマネギを使ってるのはいい個性になっていると思うけど、そのほとんどが麺に絡まず底に沈んでしまうのももったいない。麺だけサクッと食べてスープを全捨てしちゃう人はタマネギに気づかないまま終わっちゃうかも。
もうちょっと味にクセがあったらカップヌードルと比較せずに済んだだろうし、印象も全然変わってくるだろうな。まあ、十分うまいんですけどね! ごちそうさまでした。
評価:★★★★
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