【清瀬グルメ】「佐賀屋」の焼鳥のおかげでタレ派に育ったぜ! 40年以上変わらない老舗の焼鳥をテイクアウトで食べる
清瀬駅の北口は1990年代前半の大規模再開発をきっかけに西友新清瀬店が誕生し、その後もどんどん古い建物がビルやマンション、さらには駐車場へと変貌。その景色は一部を除いてすっかり様変わりしてしまいました。
でも変わってしまったのはまだあくまでも一部。高いマンションやビルの間にポツンと、昭和時代から変わらない建物もまだ残ってたりするのです。
レトロな焼鳥屋「佐賀屋 北口支店」
そのひとつが焼鳥屋の「佐賀屋 北口支店」。埼玉銀行の跡地には立派なマンションが建ち、隣にあった八百屋もベスト自修館の駐輪場になってしまったというのに、このお店だけは昔からそのまんま。
年季の入った看板が歴史を物語っていますね。たぶん僕が生まれた前から店があるのでその歴史は40年以上。家が近所だったこともあり、幼少期は焼鳥といえば確実に佐賀屋でした。
夕方近くになるとピーク時に備え、大量の焼鳥が一気に焼き上げられて周辺が煙に包まれます。その煙だけ見ると火事でも起きたかと思えるほど。でもこれが食欲をかき立てるいい香りなのよ。
店頭にはずらっと焼鳥が並べられていて、注文をするとその場で再び炭火で炙り、再度タレをどっぷりと浸してくれます。ゆえに基本的にどの串も問答無用でタレ。でもこの甘味の強い醤油ダレがうめーんだ!
このスタイルは昔からそのまんま。変わったのは値段くらいですな(昔は1本70円くらいだった)。ここの焼鳥で育ったおかげで僕は完全にタレ派として仕上がりましたし、塩の焼鳥の良さなんてオッサンになるまでわからなかったもんなー。
テキトウにいろいろ買って帰りました
というわけでこの日は久しぶりに佐賀屋の焼鳥をテイクアウト。中にチキンが入っていることを察したのか、すぐに猫が近寄ってきました。
薄いプラスチックの容器にテキトウに詰められ、テキトウに薄いビニール袋に入れるだけの、テキトウな梱包。持ち帰る途中も気をつけないとタレがこぼれてきちゃうので要注意でござんす。
なんせ容器の底にはタレもたっぷり入れてくれてますからね!
このままつまんでもいいけど、せっかくだから皿に移し、タレをさらにかけていただきます〜!
やっぱりタレと炭火の香ばしさがうまいのよ
あ〜やっぱり最高だな、独特の甘じょっぱいタレと炭火焼きの香ばしさが鶏肉の美味しさを最高に引き立ててくれています。うまい、うまい!
いつもはネギマを軸に買うんだけど、ネギマはネギマで肉とネギの配分がテキトウなのがまたよい。ほぼネギ串なときもあった笑
この日のMVPはプリプリ食感のハツ。いつも平均点が高いのはジューシーな皮。まあ何食べたってこのタレと炭火の香ばしさがあればうまいのよ!
基本はテイクアウト向けだけど、店頭で立ち食いすることもできるんで清瀬に来る機会があったらふらりと立ち寄る価値ありだと思いますぜ。
まあレトロな店舗なのであまり綺麗じゃないし、苦手な人は苦手かもしれないけど、個人的にはこのまま改装せずに昭和の空気を煙とともに放ち続けてほしいな。ごちそうさまでした〜!
店舗情報
佐賀屋 北口支店
住所: 東京都清瀬市元町1-8-3
営業時間: 12時半〜22時
定休日: なし
ちなみに清瀬が世界に誇る飲食店でもあり、清瀬の魔境でもある「みゆき食堂」の隣には佐賀屋の本店が入っていたりします。
みゆき食堂店内で焼鳥を注文すると、スタッフが隣の佐賀屋に焼鳥を買いに行くというシステム。笑
北口支店では焼鳥を食べながら酒を飲んだりはできないけど、みゆき食堂なら飲みながら食べられるのが最高です。
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