【清瀬グルメ】臭みのない特大肉厚レバーが絶品! 「Kei楽」のレバニラ定食は清瀬が世界に誇る逸品です

我らが清瀬市を代表する飲食店といえば「孤独のグルメ」にも出た「みゆき食堂」が真っ先にリストアップされがちですが、いやいやレバニラ専門店「Kei楽」も負けてません。先日久しぶりに食べに行ってきましたよ。
この日は直前にテレビで紹介されたらしく、平日昼間だったのに行列ができるほど賑わっていました。先日は漫画家のカメントツさんがTwitterで紹介していたり(下積み時代にお世話になったらしい)、なにかと注目されることの多い店なんですよね。
ちょっと漫画家志望者だった頃の話を聞いて欲しい…
当時ハチャメチャに貧乏で貯金84円しかなくて、バイト代が入っても資料や画材や作画用のパソコンに全ぶっ込みして毎食冷凍うどんをのみ食べていました。
そんな状況をみかねた近所の定食屋のオヤジさんが「食いに来い!」って言ってくれたんです。— カメントツ (@Computerozi) October 4, 2021
そのオヤジさんは「いつでもタダ飯食いに来ていいぞ」って言ってくれたんです。レバニラ定食大盛り。さすがに悪いと思って連日行ったりはしなかったけど、フラフラでもうやばい!ってなった時に行ける場所があるのは本当に心の支えになったし、物理的に胃袋も支えてくれてた。本当にお世話になった。
— カメントツ (@Computerozi) October 4, 2021
その後無事に漫画で飯が食えるようになって代金を支払った時、本当に涙出るかと思った。オヤジさんはリアルに泣いてた。
漫画家になって雑誌に載ったり単行本が出たりグッズ化したり色々嬉しい事が沢山あったけどレバニラ定食大盛りの代金を払えた瞬間が自分にとっての漫画家の第一歩だったと思う。— カメントツ (@Computerozi) October 4, 2021
そんな優しいオヤジさんのレバニラ定食屋のkei楽さんがコロナ禍でめちゃくちゃピンチなんですよ…https://t.co/wyPw8ogIXF
— カメントツ (@Computerozi) October 4, 2021
このあともしばらくは店が大繁盛してたらしいし、そして実際に味もめちゃくちゃうまい。レバーはまったく臭みがなく、レバーが苦手な人(正直僕も普段はあまり食べない)でもモリモリ食えちゃうほど。日本一のレバニラ定食と評している記事も読んだ記憶があるなあ。
そんな「Kei楽」のメニューは牛・豚・鶏のレバニラ定食とレバー唐揚げ定食のみ。たまにレアな肉のレバーも入荷するらしけど、基本的にはこれだけっていうめちゃくちゃストイックなスタイル。
昔はもっとメニューもあった気がしたけど、今はコロナの影響でメニュー数を減らしているらしい。まあ「Kei楽」でお酒を飲むとかじゃなければ、レバー以外を食べる必要もないでしょう。この日は庄内豚のレバニラ定食をオーダー。豚が一番のおすすめらしいですよ。
店内には壁一面にサインが飾られています。カメントツ先生のサインもあるし、ほかにも下積み時代にお世話になったという漫画家さんのサインも。いつか売れて店にサインを飾ってもらうってことが目標になったりするんだろうなあ。けやきロードフェスティバルでもお世話になった清瀬在住のスター漫画家・津島直人先生のサインも飾られてました。
庄内豚のレバニラ定食(1,290円)
こちらが庄内豚のレバニラ定食。久々に対峙して驚いたのは、圧巻のボリューム! こんなに量あったっけなあ……。僕自身が年齢を重ねて胃袋のキャパシティが小さくなっただけなんだろうか。
レバーは超肉厚で、唐揚げのように衣をつけて揚げた上で炒められています。“ニラ”の部分もにんじん、もやし、キクラゲなどがたっぷり加えられ、実際はレバニラ炒めというか揚げレバーの野菜炒めといった様相。
一度揚げてあるといっても、レバー自体はまるで生レバーのようにプリップリ。それなのにレバー特有の臭みはなし。濃いめの味付けでご飯がジャンジャン進んでしまいます。
ご飯は少なめにしてもらいましたが、それでも大盛り。半分ほど食べたらすっかり満腹となり、あとはお持ち帰りさせてもらいました。いやあ、大満足だ!
レバーが好きな人にはもちろんおすすめなんですが、むしろレバーが苦手という人ほど食べてみてほしい店ですね。食わず嫌いが直るかもしれないぜ。
店舗情報
レバニラ定食 Kei楽
住所: 東京都清瀬市松山1-20-3 1F
営業時間: 11時半〜14時/17時〜22時
定休日: 日曜日

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