【カップの麺ぜんぶ食う】第420回 サンヨー食品 S&Bおでんの素使用おでんの〆風ラーメン 柚子胡椒風味 ★3
サンヨー食品 S&Bおでんの素使用おでんの〆風ラーメン 柚子胡椒風味
調理時間 3分
麺 55g
熱量 303kcal
炭水化物 45.0g
食塩相当量 4.4gカップ麺オブ・ザ・イヤー2018はこちら
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家用のおでんスープの定番といえばS&Bのおでんの素ですが、まさかカップラーメンとコラボした商品が出るとは。いやあ、これは素晴らしくナイスチョイスですよ。
おでんの素とコラボした商品なんて地味すぎてヒカキン級のインフルエンサーが紹介でもしない限りメガヒットしないでしょうし、そんな確率は宝くじ級では。
でもその味を想像してみると、まあウマそうではあるよなあ〜と思える絶妙なライン。こういうところを攻めてくる姿勢は大好きですね!
今作はからし風味と柚子胡椒風味が出ていたんですが、僕はどちらかというと柚子胡椒派。とりあえず緑色のこいつを買って食べてみましたよ。
早速開封。中身はフライ麺55とかやくと液体スープ。柚子胡椒風味とはいえ柚子胡椒そのものがついているわけじゃないし、S&Bおでんの素は粉末なのにコラボラーメンだと液体スープになってるのは変な感じするな。
かやくはたまご、ねぎ、たまごという昔ながらのカップラーメン王道の構成。おでんを連想させる具が一切入っていないのも変な感じ。
そうか、あくまでもこれはおでんの〆風ラーメン。おでんの具をすべて平らげ、柚子胡椒とかも溶けたスープをリメイクして作ったラーメンってことなんだな。主役はいなくなり、アンコールとして麺が投入された段階を想定しているわけだ。
熱湯を注いで3分後に液体スープを入れて完成。スープは透明度高めでうまそうだ。
で、ズイズイズイッと麺から食べてみると、思いのほかおでんのスープ感は薄め。柚子胡椒感も言われなきゃわからないレベルで薄め。
もちろんベースとしておでんのスープが入っているのはわかるけど、ラードとかダシの要素を足してラーメンに少し寄せているんですよね。なので何味かと言われるとぼやっとしてるけど、やさしくていい味。うまいうまい。
麺はフライ麺だけど特有の油っぽさは薄めで、やさしいスープとの相性も違和感なし。コシもあるしこれまたうまい。でもやっぱり「なんとなくうまいけど、今俺は何を食べてるんだろう」という気にはなってくる。謎の麺料理。
きっともうちょっとおでん要素が強くなってくると一気に雰囲気が出るだろうな〜と思い、ここでたまらず冷蔵庫から柚子胡椒チューブを取り出してビチャッとドーピング。ワオッ、一気に味が華やいだ! これよ、これこれ!
こうなってくると具材もやっぱりおでんっぽさがほしかった。自分でコンビニおでんをプラスするでもいいんだろうけど、さつま揚げとかちくわあたりは乾燥かやくにしてもそこまで違和感なく再現できたんじゃないかなあ。値段が少し高くなってでももうちょっとおでんに寄せてほしかったかな。ごちそうさまでした〜!
評価:★★★
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